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やどかりノート

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ふるさとを離れ気分はやどかり。更新頻度は未定です。
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#エッセイ

前門の虎、後門の狼

 今年、2022年8月4日のこと。ちょっと怖い体験をした。いや、ちょっとどころじゃない。  そ…

敷村良子
2年前
3

ありがとう、曽田文子さん

 曽田文子著『さいごのスケッチBook』(自費出版、非売品)ができあがり、文子さんから指定さ…

敷村良子
2年前
6

戸籍を読む 亡霊との和解

ふと思いたって両親の上の代の戸籍をさかのぼれるところまで取り寄せてみた。私は亡父からは、…

敷村良子
2年前
7

メッセージ

このあいだの―、正確には6月5日の、尾崎亜美のコンサートは忘れられないものになった。 長年…

敷村良子
2年前
2

文子さんと私

いつかくる別れの日を覚悟していた。突然ではなかった。じゅうぶんに別れを惜しむことができた…

敷村良子
2年前
8

節分の光景

節分の日、ふいに思い出した光景がある。 立春の朝、四つ角のまん中に置かれた白い紙。それは…

敷村良子
2年前
7

生きている奇跡

昨年、無事に還暦を迎えた。六十才。なってみると想像よりはるかに元気だ。むしろ四十代五十代よりも調子がいい。心身ともに、ふっきれた感がある。 大げさだが、よくここまで死ななかったなと、我ながら思う。 私はいわゆる“落ち着きのない子”。注意散漫というか、過集中というか。夢中になると他のことが見えないし聞こえない。それに、空気を読むのが下手らしい。一対一で相手の感情をぱっと察する能力が低いようだ。 この、私の私らしい個性に原因があるのか、小学生の低学年までに三回、大きなケガを

さよなら、父ちゃん

昨年、2021年は、アストル・ピアソラ(Astor Piazzolla)の生誕百周年で、曲を聞く機会が多か…

敷村良子
2年前
4

あらためて、ありがとう。

 よく生きてたなワシとつくづく思ったのは、過去の黒歴史をかいま見たから。なんていうと大げ…

敷村良子
2年前
7

一日にひとつ、新しいことを

なんとなくだけど、そう決めている。このnoteも、そのひとつ。ということにしておこう。 前の…

敷村良子
2年前
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