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やどかりノート

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ふるさとを離れ気分はやどかり。更新頻度は未定です。
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記事一覧

大人のガチな学び

 写真は高校ボート部のOGで私の代のコーチ、大山直美さんが送ってくれたもの。数年前から始め…

敷村良子
1か月前
7

ひさびさの一年生

 毎日きげんよく過ごす。そのために何をしようか。したいこと書き出したら、色々あるが、やは…

敷村良子
9か月前
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新年に考えたこと

 一年の目標について、昨年の師走から、ぼんやり考えているうちに、明けて2023年。小正月、春…

敷村良子
1年前
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雪マークの新潟

 新潟は冬本番。  今年は晩秋になってから割と過ごしやすく、紅葉もきれいだった。そのせい…

敷村良子
1年前
1

憧れの「土喰う生活」

 昨日、映画「土を喰らう十二カ月」を見てきた。それ以来、なんか私は焦っている。小説家の水…

敷村良子
1年前
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ちょこっと自己紹介

 読んでくださって、ありがとうございます。  私は敷村良子、しきむら・よしこと申します。…

敷村良子
1年前
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前門の虎、後門の狼

 今年、2022年8月4日のこと。ちょっと怖い体験をした。いや、ちょっとどころじゃない。  その前日は長岡花火で、新潟市内を出る時は激しい雨。長岡市内に着いてからも雨だったが、なんとか持ち、花火は予定通り最後まであがった。  4日の朝はゆっくり起き、花火見物に来た妹と姪も起きてきて、顔を洗ったりしていた。  ふと、私は、ふだんはそうやりとりのない東京の知人の「新潟は雨ひどいみたいだけど、そちらはだいじょうぶですか?」というメッセージに気がついた。確かに雨は降っている。その時、

ありがとう、曽田文子さん

曽田文子著『さいごのスケッチBook』(自費出版、非売品)ができあがり、文子さんから指定さ…

敷村良子
1年前
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戸籍を読む 亡霊との和解

ふと思いたって両親の上の代の戸籍をさかのぼれるところまで取り寄せてみた。私は亡父からは、…

敷村良子
2年前
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メッセージ

このあいだの―、正確には6月5日の、尾崎亜美のコンサートは忘れられないものになった。 長年…

敷村良子
1年前
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文子さんと私

いつかくる別れの日を覚悟していた。突然ではなかった。じゅうぶんに別れを惜しむことができた…

敷村良子
1年前
7

じぶんの容量

 最近、日本酒が飲めるようになった。といっても、せいぜいおちょこに一杯、せいぜい二杯。少…

敷村良子
2年前
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橙の味

ふるさと成分が、私のからだには、しっかり残っている。 ある日、ふと、ダイダイ、橙が、無性…

敷村良子
2年前
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2022年立春、吹雪はいつか止む

節分が大晦日、立春が元旦、このほうが季節の肌感覚に合っている気がする。 2022年の新潟市、今シーズンの冬将軍は、大晦日と元旦に一回来て、節分と立春にも来た。年が明けてから降る雪は、冬の底だからこそ、春の含みがある。春の伏線。雪の合間の陽ざしに、かすかな希望を感じる。 私たちは冬が永遠に続かないと知っている。どんな吹雪も必ず止むときが来る。冬は必ず終わる。 新潟の天気予報は雪だるまがずらりと並んでいる。朝から晩まで雪だるまのパレードだ。 小学生の時、理科の授業で天気図