色盲で小学生の頃思ったこと(5)

色覚障碍による不利益をなくす会 (5)

 小学生低学年の頃、イヌやネコは色盲であり、色の区別のつかない者は未発達な人間の様に言われた事がある。(当時は差別という意識さえ無かった) 後で元々殆どの動物は人間と同じように色を区別出来たが、エサを探すため夜に活動するようになると色の区別の必要性は少なくなりそれに代わって他の感覚が発達したと聞いた。その時は色盲の僕らの方が発達しているのかもと思った。花の色はなんであんなに綺麗で多いのか考えて、虫を呼ぶ為なら虫は色盲でなくて人間よりもっと色分けを出来るのではないか、又植物は何故その植物に必要な虫の色の好みがわかるのか不思議に思った。
 今の様に何でも直ぐ調べられる時代なら解決した事が、昔はそんな事を人に言うと変な奴と思われたー(今も変な奴と思われているかも?)


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