IQ測定は人間のほんの一部の見方(52)

4月初め、noteで軽度知的障害の人の投稿にコメントした。

彼女の１７歳の時のIQ検査結果の写真が載せてあり、
全検査IQ68、言語性IQ、知的理解力IQ、作業能力IQ
などよく似た点数で、
処理速度は１００とあった。
彼女は検査の結果を見てとてもショックだったとしている。

(別の動画でマイクを持って音楽にのってユーチューバーをしている、
元気に女子高校生YouTuberオーディション全国大会パフォーマンス、
ではとてもキラキラして楽しんでいるように見えた。)

検査結果で医者に軽度知的障害と言われ、
世界が白と黒にしか見えなかったと書いている。
そのことを受け入れるまで時間がかかったとしている。
１９歳の時の再検査でIQ70で医者に知的グレーと言われた。

彼女の書いた文で、日本では「人に迷惑をかけてはいけない」
がインドでは「人に迷惑をかけても良い。誰か困っている人がいれば助けよ。」
となりその考えが好きと書いてあった。
こんなインドのこの考え方を持ってくるとは、
彼女のIQ測定は正しいのか疑問に思った。

ちなみに僕のバングラデシュの知り合いに、
インドのこの考えは僕は好きだけれども、
隣の国もそんな考えはあるか聞くと
バングラデシュも同じことを言うと言っていた。
彼は時々約束の時間に遅れたり来なかったりするので、
日本では人に迷惑をかけるなが大事と言っておいた。

僕はこの投稿に対するコメントで、
IQは凡人が作った人間の一つの測り方で、
ちょっと斜めから見て、
IQはどれだけ社会でこの人間が使えるかという事で、
重いものを持てる奴隷は持てない奴隷よりも使えるし、
勉強のできる人は、効率よく生産や管理に使える
などいろいろの例でIQなんて訓練によってメチャクチャ上げられるし、
そもそも人間の能力の一部で、
それより大切な優しさとか正直さとか創造力とか
質の部分は測れないので、
量で測れる部分だけ測ったり質の部分を量に換えて測定してる。
絵画などは値段をつけて測っている。
人間を測るのはそもそも品がないようなことを書いた。


IQ検査は人間にとって必要なのか。
偏差値の高い学校を出ていてIQが高い○○以上
と言って自慢する人が時々いるが、
大部分のこの様な人は、
創造力がないと言っているように思えるし、
IQが低くても彼女のように大切なものを見つけられる人もいる。