文芸雑誌に鴻巣友季子さんのブックレビューが載っていた。
今日、梅田に来たキッカケは西村賢太の長編であり遺作の『雨滴は続く』を読み始めたこと。
まだ最初の方だが、文学雑誌の名前がいくつか出てきて、それにまつわるあれこれのエピソードが書かれている。読んでいるうち、なんだか初めて読書に触れて、稚拙ながら文章を書き始めたころのことを思い出していた。
作中の主人公は38歳、同人界隈では若いと言われていたが、商業誌に書く段になっては遅咲きと言われた旨のことが書いてある。この文章を書いているわたしは30歳、1993年産まれである。
若いと言われ