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発言に罰を与えようとするのを止めろ

タイトルの通りです。まずは前項を読んでください。

この記事はDaiGoのYouTubeでの発言を擁護するものではありません

メンタリストDaiGoの一件も案の定キャンセルカルチャーをぶち上げる方々がいることを観測した。

インフルエンサーの発言には責任があるということなのだろうか、失言には役職や仕事に於いて罰を与えるべきという考え方があるということなのだろうか。

その気持ち、わからなくもないが #その指をとめよう

前回の記事と同じだ。話題になれば、ホームレスが生活保護を受け取ってるみたいなのが雑な認識であるという知見が得られる(ホームレスは居住拠点がないので生活保護は受け取れない)、一時的だが募金も増えるだろう。

だが今回の件などでホームレスや生活保護について語るのがタブーになれば、彼らはより不可視化される。

批判はいい、だけど、発言、失言に罰が付帯するような世の中で自由な発言ができるだろうか。

できない。Twitterでは既にできなくなってきている。

我々は、既に自由のない発言場所で暮らしている。罰(のようなもの)が起こりうるイスラム、中国、あるいはGAFAのポリシーに批判的なものは発言できない、できなくなりつつある。

罰は自由を萎縮させる。炎上には炎上を、キャンセルカルチャーにはキャンセルカルチャーをの精神で、今後さらに罰(キャンセル等)を与えようという動きは活発になるだろう。

謝っても謝らなくても仕事キャンセルされるなら謝らないで先鋭化する人も出てくるんじゃないかな。

いや、猫の話題だけのTwitterでも俺はいいけどさ、正しくないこと言ってもすぐ謝れるTwitterのほうが良くない?

自由とは、一度ヒビが入れば、二度と手に入らぬものであると山崎九郎右衛門も言っている(言ってません)

追記と関連リンク。言いたいことは大概白饅頭が簡潔にまとめてしまった。ちくせう。DaiGoの動画は切り抜いたものしか見ていないので批判等はしませぬ。また、発言は常に責任感あるものをすべきですが、発言の責任をどこまで負うかについてしきいしの中で結論は出ていません。人生をかけて発言をすべきと思ってるなら(ブーメランするような)雑な批判が多いような気がしますね。

8月21日追記。上記記事、最低限守るには何が必要かは書いてなかった様に見えたが・・・Youtubeで収益出してるならそれは商売で商品なのだからそれなりの責任は出てくるよなぁと思いました。俺の場合はTwitterにて商売していないものという想定をしています。


インフルエンサーともなると、極端な信者とアンチが発生するのでキャンセルカルチャーに至るのは避けられないのでは、と思いました。一般庶民はバズらないことを祈るしかないですな。2020年の上の記事ではコメントスクラムが罰扱いでしたが今はキャンセルカルチャーが明確になってきてますね。

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