日本経済の救世主 ! ついに本格化する「無人化」関連銘柄
四季報なら見える次の投資テーマ①
今回から2回にわたって、「無人化」をテーマに取り上げたい。
まず、『会社四季報』新春号(2023年1集)のコメント欄で「無人」というキーワードを検索すると、RIZAPグループ(2928)の「【ちょこざっぷ】24時間無人営業で会費激安の小型ジム本格展開」や、グルメ杵屋(9850)の「ギョーザ無人販売店も出店一巡し足場固め」など、身近に感じられる「無人」の事例が20件ほどヒットする。
一方、「無人」に「化」を加えた「無人化」というキーワードになると、どうか。西松建設(1820)の「山岳トンネルの無人化施工実証目指す。省人化追求し作業員不足に対応」や、プラコー(6347)の「【無人化】顧客企業から要望の多い省人化、無人化に対応した成形機の研究・開発進める」など5件しかヒットせず、意外とありそうで実は少ない「少数ワード」となる。
毎度解説しているが、少数ワードとは、全社の四季報コメント内に、数社しかヒットしない、登場回数が極めて少ないキーワードのことを指す。まだ一般的に顕在化はしていないものの、今後、大きなテーマになる可能性を秘めているものだ。つまり、「無人」は一般化しているものの、「無人化」となるとまだ健在化していない潜在テーマということになるのだ。
現在の日本の社会構造を考えると、少子高齢化が進み、生産労働人口がどんどん減少していく流れだが、今後もその流れはますます加速する。そのため、解決策としてあらゆるものを無人化することは必須であり、大きなテーマになるのは間違いない。
「真の無人化」はこれから、日本経済には「大きな追い風」に
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