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2022年の「イベント」で今から注目しておくべき銘柄は何か

北京五輪やサッカーW杯だけじゃない

2021年も師走に入り残すところ1カ月になったが、この時期になると毎年翌年のイベントを確認して来年に向けたテーマを考えるようにしている。そこで今回のコラムは「2022(令和4)年のイベント」についてまとめてみたい。

流動性相場は終了、業績相場へ移行

その前に、株式市場の動向に直結するアメリカの金融政策から始めよう。同国のFRB(連邦準備制度理事会)は2022年末までに利上げを実施する見通しだ。

足元のインフレ加速で「その時期が早まるのではないか」との観測が出始めている。当然、日本でも金融緩和の方針が転換される可能性が高いが世界主要国の金融政策が引き締めに向かうことは、今のところほぼ間違いないと考えられる。「流動性相場」は終焉し、今後は「業績相場」に移行すると思われる。

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