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【経営者向け】マネジメントお役立ち記事

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マネジメントが楽になる「識学理論」をわかりやすく解説しています。経営者・管理職向けの内容です。
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2022年7月の記事一覧

貴方の会社に離職者が多い理由

近年少子化が顕著になり、人材不足の時代となりました。20~30年前に比べて転職が当たり前になってきた環境のなかで、社員の離職に頭を悩ませる経営者の方も増えています。あなたの会社では、こうした問題に対しどのような施策を講じるか明確になっているでしょうか。実は、社員の離職に限らず組織で起こる問題の多くは誤解や錯覚が原因です。今回は、離職を防ぐための対策について、誤解や錯覚という観点から考えていきます。 採用前の誤解・錯覚社員の離職を防ぎたいのであれば、まずは採用前の段階における

これさえ押さえろ!1on1ミーティング4つのポイント

最近、1on1ミーティングを導入している企業の方から、どうやったらうまくいくか相談を受けることが多くなりました。せっかく時間を使って部下と話をしているのにあまり効果が感じられないというわけです。1on1ミーティングは、日本ではヤフーが取り入れたことで話題になり、多くの企業で導入が進んでいますが、うまくいく会社とそうでない会社の違いは何でしょうか。 1on1ミーティングの課題 1on1ミーティングは、文字通り、上司が部下と一対一でするミーティングのことです。その目的はさまざま

効果のある1on1ミーティングとは

「多様性の尊重」や「自分らしさの追求」が現代社会の大きなテーマになりつつあるなか、1on1ミーティングを定期的に開催することでこれらを推進しようとする企業が増えています。ただ、そのやり方を間違えると期待していた効果は得られません。本記事では、1on1ミーティングで気を付けるべきポイントについてお伝えします。 1on1ミーティングがうまくいかない理由 1on1ミーティングを実践している企業の経営者に質問です。 「1on1ミーティングはどうしても必要でしょうか」 この問いに

会社に合った評価制度を導入できていますか? 360°評価について

最近「360°評価」を導入する組織が増えています。2019年からは全ての省庁で課長級以上がこの制度の対象になることがニュースにもなりました。それだけ360°評価には利点があると見なされているわけですが、実際のところはどうなのでしょうか。今回は、360°評価のメリットやデメリットについて考えていきます。 360°評価のメリット まず、360°評価がどのようなものかを改めて整理しましょう。 360°評価とは、被評価者をその上司だけでなく、同僚、部下や他部署のメンバーなどさまざ

新卒社員へのNG行為とは!?

会社にとってはまさに宝である新卒社員に対し、やってはいけないことをよかれと思ってしている会社がいかに多いことでしょうか。本記事では、三つの観点から避けるべき新卒リテンションについて解説していきます。折角の宝を失う前に、一度自社の施策を見直してみませんか。 チューター制度は不要 最初はチューター制度についてです。これは、会社の役員や部長などが、チューターとして新卒社員の面倒を見ることを指します。 はっきり言って、チューター制度は不要です。社長をはじめとした経営幹部による定期

働き方改革により、残業の在り方を考えよ。業績給×生産性の時代に!

「〇〇さんの所属している部署って、不夜城で大変だけど手厚い残業代が保証されているから羨ましいんだよね」 以前、上場会社に勤める知人がこぼした何気ない一言に私は強い違和感を覚えました。昨今、ワークスタイルが多様化しているなか、残業のあり方も変わりつつあります。本記事では残業をどのように捉えるべきかを考察していきたいと思います。 残業代は基本給に入るか そもそも、冒頭の言葉に対する違和感の正体が何だったのか説明しますと、それは「残業代が保証されている」という考え方がおかしいの

心理的安全性の高さ≠コミュニケーション量である理由

一般的に、心理的安全性が担保できていない環境では、自分が思ったことを発言することで、 「無知や無能な人間だと思われないか」 「自分の発言が周りの人の邪魔になるのではないか」 「周りの人に対して批判的人間だと思われないか」 と心配してしまい、発言すること自体にブレーキがかかる精神状態になります。組織運営上、好ましくありません。では、心理的安全性を確保するにはどうしたらよいでしょうか。 感情的な判断をしないまず、上司は部下の発言に対して、主観的な発言を一切排除することを意識

働き方改革において、社長が考えるべきこと

政府が推進する「働き方改革」によって、大企業のみならず中小企業の社長も、社員の働き方について見直しを求められています。今回は、働き方改革実行にあたり中小企業の社長が考えるべき事柄について、「配慮はするけど遠慮はしない」という視点で解説していきます。 働き方改革の主旨 まず、下記を見てください。厚生労働省による働き方改革の解説です。 端的にまとめると、働き方改革の主旨は、「多様で柔軟な働き方を社員が選択できるようにすることで魅力ある職場をつくる。これによって、よりよい人材を

1on1の落とし穴 

上司と部下が二人で話し合う1on1ミーティング。実施している会社は多いでしょうが、基本的に私は1on1ミーティングをお勧めしません。メリットとデメリットを天秤にかけたとき、圧倒的にデメリットが多いからです。ここでは、そのなかでも三つのデメリットについてお伝えしていきたいと思います。 部下の個人的な話を聞いても戦略実現にはつながらない 1on1ミーティングをしている上司は、部下が考えていることをより深く正確に理解し、部下が集中して業務に取り組めるようにしてあげたいと考えている