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自己嫌悪に陥った時にこそ思い出したい、たった1つのこと

1ヶ月ほど前だろうか、アマゾンプライムで逃げ恥を一気見した。今更だが初見だった。何も手につかずもうドラマにでも逃げ込もうと決めて、なんとなく選んだが、癒されるし勉強になるし、最高だった。(その後二人が結婚し、個人的にタイムリーすぎ、ドラマの続きみたいで。おめでとうございました。)

語りたいことはたくさんあるが、中でもひとつ、一番学びになったポイントをこの記事では紹介しようと思う。

うっかり失言したとき、気が利かなかったとき、思いやりのないことをしてしまったとき、恥ずかしくて死にたくなったとき、思い出したいたった1つのことについて。

* * *

星野源演じる、頭は良いがこだわりが強く人間関係を苦手とする平匡(ひらまさ)が、彼にとってのある失敗をし、とても恥ずかしい思いで、交際中のみくりから(物理的に、走って)逃げ出してしまうシーンがある。

きっと今までの平匡だったら逃げ出して終わりだったのかもしれない。しかしその時の彼は、恥ずかしくてもかっこ悪くても、彼女のもとに戻ったのだった。

別のシーンで、平匡のライバルに当たる男性が、平匡が「いつも自分のことしか考えていない」ことを優しく指摘してくれていた。

どちらのシーンも、自分のことのように切々と感じられるものがあった。


そうか、自分のことでいたたまれなくなった時「ほど」「相手の気持ちを考える」ことが重要なのだ。書いてみると当たり前すぎるが、衝撃的だった。

というのも、自分がなんともない時「ほど」相手の顔色を伺うくせに、自分がいっぱいいっぱいだと途端に相手の気持ちを早々に投げ出し、自分のことしか考えられなくなってしまう。なんて器の小さな人間だろうと自分を貶めることも多々あったが、たぶん、まずは単に、条件反射的に思い出せば良いのだと思う。

「恥ずかしくて耐えられない」「もうだめだ」「死にたい」「こんな自分は嫌すぎる」

そんな気持ちになった時こそ成長のチャンス。「相手は、今どんな気持ちだろう?」と、とにかく自分から目線を相手にうつして、想像をする。

人と生きていきたいなら、今大事なのは自分ではなく相手である。がんばろう。


とても辛いので、ひたすらに土下座して許してくださいと言いたくもなる。が、相手はそんなことは求めていない。実際の相手は何を感じているんだろう。もしかすると、何も感じていないかもしれない。あるいは、悲しい気持ちになっているのかもしれない。怒って何か説明を求めているかもしれない。あるいは、逆に私のことかわいいとか、感じている可能性だってある。

少しでも相手の目線を想像して、わからなければ聞いてもいい。

自分も自己嫌悪の闇から少しでも抜け出せるし、実際に相手との関係も、すぐ改善できるかはさておき、悪化するのを食い止められるはずだ。しかも、自分の器もほんの少しずつでも、大きくしていくことができる気がする。



先週の私は「新入社員の方の挨拶の機会をうっかり奪い、ひたすらに会議してしまったこと」を猛省し、上記のことを思い出したのでした。その後、新入社員の方に、その際のお話をして、結果、以前よりも打ち解けて話せたのでよかったなと思いました。

うん。明日からもがんばりましょう!

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