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【エッセイ】あゆみむの感じたり考えていること

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ライターあゆみむの、日々の心を書き留めた忘備録。ジェンダーレス、ノンバイナリー、発達障害グレーゾーンADHD/ADD、人が苦手で人が好き。一瞬の記。随想録。
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#考え方

楽しさのおすそ分けをできる人になりたい

みんなが言ってる。自分にできることってなんだろうって。 思い出すのは、ニーバーの祈り。私はキリスト教信者というわけではないけれど、行き詰まると立ち返る言葉の一つ。 (以下一部抜粋) 神よ、変えることのできないものを静穏に受け入れる力を与えてください。 変えるべきものを変える勇気を、 そして、変えられないものと変えるべきものを区別する賢さを与えて下さい。 そう。コントロールできないことに注目してどうこう感じるよりも、自分ができることをしたほうがいい。それしかできな

一歩一歩、厳しい世界に近づいていた。

弱音を吐くには早すぎるかもしれないけど。私は早くもつらくなっていた。これを書ている時点で自覚して踏みとどまったので安心してほしい。でも、私はきっといくらでも、慣れ親しんだ厳しい世界の引力に引き寄せられてしまう。毎回、はやく自覚して足を止めないといけない。 *** 嫌われたくない先日、イベントの告知記事(続編)をなんとかまとめた。なんとか早く出そうとして私にしては短時間で作ったこの記事から、魂が抜けていたのではないかと不安になった。 「最後に」のパートだけは抜けていない自

マイノリティの生存戦略。「みんな」に背を向けて。「わたし」と「あなた」をたいせつに。

「マイノリティ」って響き、悪くない。むしろ、他とちがってかっこいい。ただ、自分が平均値から外れていると、マジョリティよりも苦労することもある。左利きの人ってさ、左利き用のはさみ、どこで買ってるの? *** おはようございます、原口あゆみです。昨日はこんな記事をお送りしました。4年前に書いた、ちょっとやんちゃな言い切り系。 自己肯定感が低く、意識の高い就職活動生へ。「社会を見る」「経験を積む」ためだけの新卒入社は人生の無駄使いかもしれない。 そしたらなんと、まさに就職活

あたたかい潮の流れに乗っている

タイムラインに、自分の書こうとしていたようなnoteが流れてくる。以前だったら、気落ちしていた。それ私が書こうとしてたのにとか。それって、なんて無茶な注文。早押しクイズじゃないんだから(笑)  *** その根底には自信のなさがあったと思う。私は自分にオリジナリティや個性を過剰に求めていた。他人にはない考えを持っている人、先に発表できた人が優れているのだと思っていた。 (ちなみに「思っていた」と私が過去形で書くとき、完全な過去である時はほとんどないと思う。これは過去形で表

これ、人生狂っちゃうかもしれない。「バズる文章教室」の熱狂がとまらない。

驚いた。手に取るかどうか、迷えない本ってあるんだな。文章テクを教えてくる本って私、基本好きじゃないんだけど......。おかしいな。本棚へ伸びていく手が止められない。 *** 無用な文章プライド 私は、書くのは好きだけど書いて食べているわけでもない、名もなきnoter。ですが。高校では文芸部だったし大学では論文指導をしていた。受験では国語で苦手な数学の分まで点を稼いでいた。こんな大昔の話をこうして引きずっているくらいには文章力には自信がある。 ...お、恐ろしい。自分の

スキでもないのになんでスキって言えるの?

noteで読まれるコツ。フォローやスキ(♡)を増やすコツ。 ってさ、ただ書いてるだけじゃダメなの? スキでもない記事にスキって言って、読みたくない人をフォローしなきゃいけないの? やっぱりどうしても人に売り込んでいく努力って必要なの? 結局、売り込まないと読まれないのって内容が万人受けしないからなんじゃないの? だったらなおさら売り込まないと、読者予備軍の母集団形成をしないと読まれない.... と、いう理屈は、分かった。 Twitterでフォロワーを増やすコツもn

私よりも先にやってる人って、ずるくない?

「自由」という言葉はとってもポジティブでお上品だと思う。しかしながら、いざ自由を体現しようと思った時にはお上品ではいられない。もし簡単に手に入るものなら自由なんて言葉は存在しないだろう。 石を仕事にしようとした時の話私は幼少の頃から石が大好きで、文系ながら地学だけは好きだった。もちろんいわゆるパワーストーンも昔から好きで、小学校のころ親に買ってもらったローズクオーツやラブラドライトは今でも宝物の一つ。大人になっても石は好き。海辺で拾ったりたまにお店で買ったり。私にとって石は