FicS通信vol.2:二次元の相手との意思疎通にオラクルカードをお勧めする理由

以前からちょいちょいツイッターで呟いていますが、二次元の彼らとの意思疎通にオラクルカードなどの道具を頼ってみるのがいい、と思っています。何せ脳内会話は難しいので、それならば代わりにカードなどでしゃべってもらおうというわけです。

さて、占い道具のカードといえばいろいろありますが、タロットカードとオラクルカードの違いについてのご質問がありましたのでざっとカードの種類についてお答えしようと思います。

①タロットカード

タロットはウェイト版ライダー版という元になるもの、原作というか原典があるんです。なので大アルカナと呼ばれるもの22枚、小アルカナと呼ばれるもの56枚と枚数が決まっており、それぞれのカードの意味も決まっています。たくさんタロットと名のつくものは出ていますが、要は絵が異なるだけです。

絵柄からのインスピレーションも解釈に取り入れて占う方が多いので、解説書などに書かれている意味だけとは限りません。人によって、絵柄によって意味は異なってきます。解説書でも著者によって違っていたりしますし。

大アルカナ小アルカナ合わせて78枚ですが、大アルカナのみで使われる事も多いです。しかしタロットカードには逆位置というものがあります。単純にトランプを切るようなシャッフルの仕方ではなく机の上に敷いてぐるぐるとかき混ぜるやり方が一般的です。よってカードの上下が逆になるものもでてきますが、それを逆位置といって、また意味が異なってきます。

つまり78枚の意味×2になるので単純計算156通りの意味や解釈があり、また逆位置での解釈も様々になるので結果としてそれ以上の解釈が存在することになります。多いですね?

そもそも1枚のカードの意味ですら数通りあるので、正位置だけで考えても解釈は難しいです。なのでワンオラクル(1枚引き)は向いていないという意見もあります。

②ルノルマンカード

最近有名になってきたカード。名前はマダム・ルノルマンという中世フランスで有名だった占い師にあやかったものですが、このマダム・ルノルマンが考案したわけではないらしい。

タロットと違い逆位置はなく正位置のみ。そう聞くと簡単そうに聞こえますがそんなことはない。

ルノルマンの基本的な占い方はキーカードと呼ばれる軸となるカードと他のカードの位置関係で占います。つまりワンオラクルなどには全く向いていないと言えます。もしかしたらできるかもしれませんが私は難しいと感じました……。

正位置のみですが、カードの組み合わせにも意味があり、カードの種類は全部で36枚なので、36C2で630通りもの解釈が存在します。多いですね。組み合わせに意味があるというのがタロットとの大きな違いです。

個人的にはタロットよりも難易度が高い気がします。絵が綺麗なものが多いので見る分には素敵なのですが扱うとなると難しいかなと。

③ルーンカード

ルーン文字が書いてあるカード。シンプルです。ルーン占いはルーンストーンというルーン文字が彫られた石で行われることが多いですが、そのカード版。

ルーン文字は時代によって数が異なりますが占いに使われるのは基本的に24字。よってカードは24枚と少なめです。けれどルーンにはタロットと同じく逆位置が存在します。

文字自体に意味があり、出た文字から結果を解釈します。また、文字自体に力があると考えられているのでその文字をお守りとして持っておく、なんてこともできます。推しから今日のお守りはこれだよ、って選んでもらえると考えるとちょっと嬉しいですね?

難易度に関しては向き不向きが多いのではないだろうか、と予想します。タロットかルーンか、という二択となると、やってみないとわからない印象です。人によってはタロットよりわかりやすい、という人もいるだろうし、タロットの方がわかりやすい、という人もいる。おそらくですが。

④オラクルカード

カード初心者の方に私がおすすめするのがこのオラクルカード。オラクルカードは、もう完全に自由です。オリジナルとなるものはないと思います。多分。なので天使からのメッセージとか色彩、天然石などをモチーフにしたものなど本当に多種多様で枚数もものによってマチマチです。そして基本的に逆位置がありません。これが結構楽です。種類によっては逆位置があるものもありますが、正位置のみのものが殆どです。

オラクルカードは解説書ありきまたはカード自体にもうメッセージが書かれているというのも楽な部分。そしてあまりマイナスなメッセージがない!むしろアドバイスが多いのでわかりやすいです。正逆なしでわかりやすいメッセージをくれるので、オラクルカードの方がおすすめ、というわけです。

参考に私が持っているオラクルカードを上げておきますと、

カラーカード(45枚)
ムーンオロジーオラクルカード(44枚)
龍神カード(38枚)
フラワーメッセージオラクルカード(52枚)
歌占カード(32枚)
日本の神様カード(48枚)
ウルフパック(78枚)
ココニアルオラクル(44枚)

とこのように本当に枚数はバラバラです。そしてこれら全部正位置のみです。

ちなみにオラクルカードで検索したら一番でてくるのがドリーン・バーチュという方が作られたカードですが、天使メインのものが多いので合う合わないがあるかと思います。私はドリーン・バーチュ系は全く持っておりません。お勧めしないとまではいいませんが、キリスト教や神話などで天使に造詣が深い方でないとしっくりこないんじゃないかなぁという印象です。

以上!

たまにタロットカードとオラクルカードの違いについて質問を戴くのでまとめてみました。ざっくりした解説なので詳細は各自調べてみてください。本当カードによっていろいろありますので、眺めているだけでも楽しいです。

良いカードに巡り合えますよう!

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