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2024.06.21 信じる者から殺される

  civ6をやった。このゲームは軍事的には無双状態でもなかなか勝ちきれず、制覇勝利はかなりだるい。私にはもっと残酷さが必要だった。宗教勝利をメインの軸に据え、邪魔な奴らは蹴散らす、という方針でやっていたのだが、同じ宗教勝利を目指していた国に情けをかけてしまい、結果的に宗教と制覇のどっちつかずになってしまった。真っ先にゲームに参加しているのかどうか分からなくなるはど叩きのめし最後のわずかな温情で一国のみ与えればよかった。しかし、一国をここまでいじめるとヘイトが集まってしまうだろうと思い、日和ったのだ。戦争なら周囲の国が襲いかかってきても耐えられるほどの軍事力はあったのに、情けをかけてしまったのが大きな間違いだった。
  また、最終的に隣国の文化勝利で幕を閉じたのだが、ここもさっさと一都市程度奪うくらいはすればよかった。そうして内政を遅らせ、その間に使徒が周囲の国に宗教を広めて行く方が良かったのだろう。しかし、ここと戦争になると反対側の隣国からの攻め手が上がるだろうという事を危惧してしまったのだ。結果としてそこは軍事力はあまり無かったのだが、両国から攻め入られると結果的に全ての国からのヘイトを向けられリンチになるのを恐れた。そうなると耐えられるとは言え、勝つ事は難しくなる。もう少し友好的な国を作っておくべきだったかもしれないと思うが、宣教師をばら撒いた事によるヘイトがあり、且つ都市の成長速度が早かったため危険視されており友好的な関係を築くのは難しかったように思う。それよりも戦争をして征服してしまった方が楽であると考えていた。

  しかし、頭でそうだと分かっていても相手の中身は人間なのでこのゲームを面白くないと感じるほどに叩きのめした後、暇な時間を過ごすばかりでやる事がない状態にさせるのは申し訳ないと思ってしまったのだ。間違いなく俺も宗教勝利を目指している敵国を殺した方が良いとは分かっていたが、流石にチャンスがない状態で何時間も国の状況を眺めるばかりになってしまってはつまらなくなる。そうは言っても勝つために必要な手段なのだという事を胸に刻み、次からは仕掛けても仕掛けられても、そういうものだとどっしりと構えて征服していこうと思う。
  次は内政に集中できて、近代の軍事ユニットに早期にアクセスできる科学勝利を目指したいと思う。制覇と科学どちらにも振れて、中盤のヘイトを集めづらい点で対人戦ではかなりやりやすいだろう。友好的に振る舞い、しかし弱者だと舐められる事のない発展をしていかなくてはならない。

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