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#平成ネット史(仮)見ながらメモ(後編)

(イラストと内容は、少し関係あります)

続きを録画見ながらだらだら書きます。

YouTUBE
一時期Xacti使っていろいろ動画作っていたんだけど、センスもないのに編集に時間かかりすぎてやめた。見るのはずーっと見てます。テレビモニターでも見れるし。

ニコ動文化について。
やっぱり初期MADが楽しかった。初音ミクとMAD動画とカーリング2CH文字中継について報告書作って某総研に買ってもらったことがある。Pafumeの出世物語が共有されていく流れも楽しかった。このあたりの話は日経産業新聞にコラム連載で書かせてもらった。

モバイルね。
最初の端末はノートPCだな。DECのウルトラにPCMCIAのモデム差して28,800bps。これをグレ電(公衆電話)につなげて。PCMCIAってわかる人どのくらいいるのかな。忘れてるよね。いわゆるPCカード。USBなんてなかったのよ。

さらに仕事でNTTパーソナル(PHS)の32kをPCMCIAに差して無線ネット。当時は社内だってWi-Fiなんかないからね。

初めての携帯端末もPHS。携帯電話は高かった。ビクターのずんぐりしたデザインの端末で、携帯に比べたら安いし音も良かった。そのうち東芝のキャロットという端末に変えてメール(PメールDX)も使えるようになって。写メもこの頃かな。

ブログ時代にはいって京ぽん・京ぽん2と使い続けた。オペラ積んでて、imodeサイトもだいたい読めた。

ウィルコムになって、しばらく使っていたけど初代XPERIAに乗り換えるときにドコモへ。その後もandroid端末を使い続けている。

mixiまで
まずorkut、ハックして日本語で使ってた。さらにGREE。GREEは最初盛り上がったんだよ。昔の友達見つけたりして、お互い褒めあったりして。ブログ活動でできた人脈があったから最初から楽しかった。でもGREEはこけた。コミュニティのインフラにはならず、そのうちゲームに移行した。mixiはなんであんなに盛り上がったんだろう。まず女性が多かった。デザインも女性向けだった。そしてコミュニティの数がどんどん増えた。ジャンルがどんどん細分化していくのが面白くて、コミュニティ参加=服にバッジをいっぱいつける、みたいな感覚があった。でも広告やマーケティングの道具にはなりきれなかった。やがてスマホが登場し、Twitter→Facebookと人は逃げて行った。mixiもまたゲームの会社に。

Twitter
ヒウイッヒヒーなんて覚えてる?
2007年かなあ。はじめたの。仲間がすごい人ばっかりなのでつられてフォロワー数が増えてしまった。大したことは何も書いていないのにね。
ブログからリアルタイム性がどんどん失われていったので、即時更新できるマイクロブログとして捉えてた。だからまた企業利用が始まると容易に予想できたので仕事として動いたんだけど、仕事としてうまくいかんかった(当時はカレンに在籍)。ラグビーの試合の実況中継をTwitterでやったのはたぶん日本初なんじゃないかな。ほんとは某社に提案して蹴られたので、勝手にやったんだけどね。スポルタァァァというサービスがあったのよ。えふしんさんは偉大。そうそうサードパーティーがうまく動いたのがなくなっちゃったツイートメールというサービスが好きだった。東日本大震災のときにはもちろん張り付いていた。
まあ個人的には、楽しく使わせていただいて今に至る。

Facebook
これもアカウント作ったのはやたら早い。Facebookが特徴的だったのは、とにかくおっさんに支持されたこと。とにかくおっさんは実名主義に安心するのよ。米国のエリート大学生のナンパ道具だったのにね。
Facebookページがすごいなと思ったのは、メールアドレスなしにメルマガと同等の情報発信ができたところ、だったんだけど、もういまはそんなことはないよね。広告出さないと読まれないようになった。
いいたいことはいろいろあるけど、まだまだ現在進行形なので。

番組では出てこなかったけど。
まずメルマガ。これは触れてほしかったなあ。まずインプレスがINTERNET Watchで先鞭をつけて(インプレスに雇ってもらったのはメルマガの広告営業担当としてであった)さらにまぐまぐが個人からの情報発信ツールとして確立させた。これはとっても大きいことだった。

ICQ。インプレス社内で流行った。「いま自分が何をしているか」というステータスを発信できるのは新しかった。これがWindowsメッセンジャーに移行し、さらにSkypeチャットへと移っていく。2冊書いた本のどちらにも「チャットしてまとめた対談」が含まれているし、MarkeZineでチャット対談をまとめた連載もやっていた。現在はFacebookメッセンジャー利用ががほとんど。LINEはあんまり使わない。こういうのは友人に引っ張られる。

ねとらじ。たまに面白いコンテンツがあった。Skype活用して離れたところにいる人たちが一つの番組作ったりしていたような。

セカンドライフ。これほど企業先行で期待だけ膨らんでポシャッたサービスは珍しい。そういう意味では面白い存在。

USTREAM。面白いときもあったけど、うまくビジネスにならずに終了しましたな。

Instagram。android使っていたので使い始めたのはあまり早くない。かな?詳しくは忘れた。愛用中。ネガティブなコミュニケーションが起きにくくていいよよね。

なんか忘れている気もするけど、とりあえずこんなところかな。
1993年から「あんなに隆盛を極めたサービスが閑古鳥になったり終わったり」の繰り返しを見てきたような気がする。そんな中でメール/メルマガとブログとTwitterはしぶといなあと思う。

先のことはわからない。

ポイントキャストとかは、もう、いいよね。

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