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新たな命

先週四方家に長男が誕生した。
私に似てとてもせっかちで、早く外に出たいと、妊娠23週で破水したものの、妻に似て我慢強く、なんだかんだ32週までお腹の中に留まってくれて、2人の子らしい誕生となった。
みんな私に似てるというがそれは私が逆に猿顔なだけな気がしていて、むしろ私は妻に似ていると思っている。

少し小さめで生まれてきたので、1ヶ月ほど入院しているが、とても楽しみだ。

さて、私は新たな挑戦としてシャジムや中村さんとともに棲眞寺にて五右衛門風呂を使った温泉宿を作れないかと画策しているわけだが、今はまだ計画段階で、これから実際平面図を作って予算の中でどんなものが作れるかを決定し、それを資料にして住職さんや管理をされている方に資料を持ち込むわけなので、ここからは完全なる机上の空論であることを理解した上で、読み進めて欲しい。

まず、今回クラウドファンディングをやってみたいという思いがある。
それも、完全な売上の前借り方式のクラウドファンディングにしたいと思っている。
クラウドファンディングというものはなんだろう、少し乱暴な言い方をすると信用の切り売りをしているとある方が言っていたのがすごく腑に落ちた。
私自身が何かに挑戦しようとすることに対し、応援の気持ちがあって、いわば寄付するようなイメージだ。別に悪くないのだが、それはいざという時に使いたいというのが実はある。本当に応援して欲しい時、いろんな方の力を貸して欲しい時、存分に使わせて欲しいと思っている。

しかし、今回のは少し違う。
どちらかというと、本当に需要があるのかを確かめたいというのがあるのだ。例えば美容院を例に出してみよう。
一部の人を除く大抵の人は、一年に5、6回、多い人は10回以上行くという人もいるかもしれない。そして、その都度2,000円〜5,000円くらいを必ず支払う。
であれば、年間パスのようなものを作ってもいいわけだ。
年間10,000円のように。
その人は必ず来るから、別に同じ額を払うので、先に払うか後で払うかの問題であって、特に問題ではない。

そこでクラウドファンディングで例えばリターンを宿泊費と、入浴料のみとしてみよう。なんなら必ずきてくれる人以外、購入しないでくださいくらいの文言をつけてみたとする。
どうなるか、始めた後の売上がこれくらい立つだろうというおおまかな目安ができる。ここで5万しか集まらない、となったらそのビジネスはそもそも需要がない。やるけど。
まあ、そこが全てではないので一概には言えないが、そういうのも試してみようかなと思っている。

他には、ずっとやりたいと言っている、ガラポン。
百貨店とかでぐるぐる回して当たりが出たら三原旅行券プレゼント。
これやりたい。
なぜやるか、旅行に興味がある人や、ファミリーのリストを集めたい。
これがうまくいけばどこでも横転できる。もちろん海外もだと、私は思っている。

以上、机上の空論でした。妄想でした。

棲眞寺の写経堂

そう言えば先日、facebookグループで48000人のグループ、空き家の会というグループで、講師として登壇させてもらったのだが、そこで、ある空き家プロデューサーという方から、空き家でこんなことをしたい、あんなことをしたい、こんなことをしたいができないのではないかみたいな相談を受けたのだが、その時正直に言って、「あれ、この人コンサルやのに俺のアドバイスの方がめちゃくちゃ有用じゃないか?」と感じた。
旅館業の取り方をはじめ、旅館業を自宅もしくはそれに加えて家の間取り的にシェアハウスもいいのではという提案。それらを併用するためのアドバイス。

なんだかんだ現場で挑戦している人の方が臨場感がある気がした。
ずっと家の中で机に向かっていてもそこに答えはない。
いつも現場に答えがある。答えがないという答えが見つかるかもしれない。
「やりたいことが見つからないと言っているお前、今そこに座っている限りは、そこに答えがないということだけは事実だ。」
と西野亮廣がおっしゃっていて、どきっとした。

ではまた。

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