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「歯科医院の親子承継」継いだら、初めにやること!

こんにちは。日本歯科新聞社です!

このところ、歯科医院の「親子承継」の悩みを聞くことが増えてきました。

「親から医院を継いだけど、まだしっくりこない」という若院長に贈りたい1節を、弊社出版の『歯科医院のラクわかり経営学』の中から、特別に公開します!

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医院を継いだ、若院長のはじめの一歩

医院を継いだとき、
若院長のよくある失敗は、次のどちらか。
 ① 今までの医院のカタチを無視して新しいものを足し、変なカタチの医院にしてしまう
 ② 「自分の医院」という気持ちが持てず、医院が劣化するのを他人事として見続ける

原因は、どちらも医院と自分が一体化していないこと。

まずお勧めは、使っていない物・事を捨てること。
今まであった物でも、「これからも使うかな?」
「どこにあれば使いやすいかな?」と選んでいけば、
自分と医院の距離は縮まっていく。


スタッフと一緒に選べば、
スタッフとともに新しい医院になれる。

捨てた分だけ新しい物・事を入れていくと決めれば、
無駄な投資も避けられ、
経営者としての目も養われていく。

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編集者コメント

今まで、さまざまなケースを見て来て、
「親が有名だった、成功していた」とか、
「親が、設備もシステムもお膳立てしてくれた」といった若院長ほど、
個性を出したくて焦ってしまう傾向にあるようです。

一歩一歩、自分らしい医院づくりを進められるよう、
応援しております!

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【「9章:承継・売買・閉院」の目次】

Q.これから親の医院を継いで改装もする予定。どう進めていけばいいのか?(回答:岩渕龍正)

Q.父から承継するタイミングと、何を準備すればよいかが分からない!(回答:原 裕司)

Q.実家の医院に勤務し始めた。高齢の患者さんが多く、将来が不安。(回答:本多隆子)

Q.そろそろ父から院長を交代してもらう予定。父に退職金を支払うべき?(回答:角田祥子)

Q.親が理事長をしている医院で院長になったが、スタッフが私の指示に従ってくれない。(回答:小原啓子)

Q.後継者がいない。事業承継をしたいのだが…。(回答:木村泰久)

Q.親から医院を承継することを決めたが、何から手をつければよいか分からない。(回答:渡辺貴之)

Q.親子承継で、税務面での問題があると聞いた!(回答:渡辺貴之)

Q.勤務医(親族外)に承継する場合、何に注意すればよいか? (回答:渡辺貴之)

Q.医療法人の売却を「社員」から反対された。理事長の独断ではダメなの? (回答:黒田めぐみ)

Q.後継者がいないため売却を考えている。売却しやすい医院とはどのようなものか? (回答:渡辺貴之)

Q.売却する際、あらかじめ気をつけるべきポイントは? (回答:渡辺貴之)

Q.売却後に起きやすいトラブルが知りたい!(回答:渡辺貴之)

Q.承継・売却するのに良いタイミングを知りたい(回答:小畑 真)


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この記事を書いた人
水野麻由子【日本歯科新聞社制作局】
制作局ディレクター、歯科出版アドバイザー。歯科医院経営・総合情報誌『アポロニア21』の企画・編集に25年以上携わり、経営書を中心に50冊以上の書籍を企画・取材・編集。
ヒトの「肩書」と「顔」がなかなか覚えられないが、才能は忘れない。ヒト、モノ、会社などの「ここがすごい!」という光っているところを見出すのが得意かも。
〔主な担当書籍〕
『「歯科プロサポーター」24人に聞いた・よくある経営の悩みと解決法』
『歯科医院のラクわかり経営学』
『100円グッズから始める 歯科医院の整理・収納アイデア集』
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