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Get Wild “Continual“である意味

NETFLIXで映画シティーハンターが配信開始となりました。
長年のシティーハンターファンの私もすでに鑑賞済みです。

これがめちゃくちゃ面白かった。
すごくよいものを観られたなぁという感想です。
令和の新宿にシティーハンターがいました。
アニメともまた違う新たな柱が出来たなと感じました。
また何度も観たいと思えるような映画でした。

そして今回の映画のエンディングテーマはTM NETWORKの新曲「Get Wild Continual」です。
「やっぱりシティーハンターのEDはGet Wildじゃないとね」というのは、
私がFANKSであることを抜きに、シティーハンターファンとして考えても同じ結論に至ったと思います。

しかも「Get Wild」の原曲ではなく「Get Wild Continual」が使われたのも、私は大きな意味があると思っています。

「シティーハンター天使の涙」公開の頃でしょうか。
小室先生は「Get Wild」はエンディングソングであるが、エンディングに留まらず次の物語を連れてくる役割を持っている曲といった旨のコメントを出されていました。(コンセプチュアルMVの概要欄にもコメントがあります)

私はエンドロールで「Get Wild Continual」を聞いたときに「なるほど」と腑に落ちました。
仮に原曲の「Get Wild」が使われたとしたら、最後の最後で自分の印象がアニメの軸へと戻ってしまうだろうなと考えました。

シティーハンターのさまざまな要素を抽出・再構成・アップデートしたこの作品なのですから、「Get Wild」も同じように新しく作った方がこの映画にはピッタリハマっていると感じます。

リプロダクトにはリプロダクトが合うと思うわけです。

そしてContinual。
機械翻訳は「継続的に」という意味を教えてくれました。

また新しいシティーハンターのシリーズが始まったのを予感させるような素晴らしいタイトルです。
少し気は早いですが、アニメ映画も実写映画の続編もそれぞれ期待したいところです。

そのときは是非、TM NETWORKも『Continual』であることを願います。

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