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クラワンカ椀を使ってみました

※この記事は個人的に購入した物の感想記事です。
この記事を書くにあたって、販売元・製造元から何らかの製品提供や報酬を受けていません。

ゴールデンウィークの中日にお茶碗が届きました。
事の発端は3月にお茶碗を割ってしまったこと。

私は福祉用具専門相談員という職業上だったり、もともとDIYとかも好きなことから文具や工具にはこだわりがある方ですが、食器にはあまり気を使っていませんでした。
なので、とりあえず100均でお茶碗を買ったのですが、せっかくなので自分が参加している介護のオンラインコミュニティ「KAIGO LEADERS SPACE(通称かいスぺ)」でご縁のあった「ケアのデザインストアねんりん」のクラワンカ椀を購入してみました。
税込2,400円・送料込み(投稿時価格)

クラワンカ椀

そもそもクラワンカ椀ってなんなの?というところですが、
商品紹介ページには

クラワンカ椀は、もとは江戸時代くらわんか舟と呼ばれる舟の上で使われた食器が原型となった生活雑貨で、舟の上でも使える安定性と手になじむ形が特徴です。

ケアのデザインストア ねんりん クラワンカ椀4寸 商品説明

と書かれています。
ちなみにWikipediaによると「クラワンカ」は「食らわんか」で「食べないか」の方言らしい。

そんな「クラワンカ椀」を1ヶ月弱使用してみた感想。

まず、実測したサイズは
・直径は:約12cm(4寸)
・高さ:約6.5cm
・重さ:約222g
となっています。
クラワンカ椀の特徴である高台(こうだい)は
・直径:約7.5cm
・高さ2.3cm
・深さ(裏側の深さ):約1.5㎝
となっています。
また、厚みも約2mmあり、持った感じもしっかりとしています。

さて、このクラワンカ椀ですが、上に書いた通りお茶碗の底にある土台部分(高台:こうだい)が高くて広い造りになっています。


また、ある程度の重さもあるのでテーブルに置いたままスプーンでご飯をすくってみても、倒れる感じもなくすくえました。
すべりづらいランチョンマットを敷けば、お茶碗を押さえなくても普通にご飯が食べられそうです。

さらにお茶碗を持ったときも高台が高い=指がかけられやすいので、とても持ちやすく感じました。

ちなみに100均で買ったお茶碗の高台のサイズは
・直径:約6cm
・高さ1.5cm
・深さ(裏側の深さ):約1.5㎝
であり、全体の重さは194gでした。

クラワンカ椀は厚みがあるためか100均のものよりも重さはあります。
また、高台を握るような持ち方であれば指をかけやすいのですが、手のひらにお茶碗を置く持ち方の場合は手の小さい方には若干持ちづらいかもしれません。
それでも高台に第一関節に引っ掛けやすくて、意外としっかり持てている感覚はありますが、ここらへんは使い方の個人差があると思います。

ちなみに、底も深めなので指を高台の裏側から引っかける持ち方をしてもひっかけやすくて安定していました。
もっとも、ご飯を入れていると底は熱くなるのでそういう意味ではおススメできない持ち方ではありますけれども。
(もちろん、高台に熱は伝わらないので高台をもって火傷することはないです。)

高台が広いことによる置いたときの安定性と厚みがあるために持った時のしっかり感があって使いやすいと感じました。
一方で、厚みがあることによる重量増に関しては腕力・握力が落ちた方には少し重い場合があるかもと思いました。
普通サイズのお茶碗なので、少量しかご飯を入れない場合には大きすぎるかも。

ケアのデザイン~っていうショップではありますが、介護用とかではなく普通に誰でも使える「ちょっと便利でいいお茶碗」だと思います。

実際、Amazonや楽天などでも「クラワンカ椀」は普通に(介護の文脈無しで)売っていますし。

「ねんりん」さんでは受注生産のため納期が約2ヶ月半かかってしまう事と、窯元の状況によっては受注できない(売り切れ)となってしまう事があるようなのでそこは注意が必要かも。

それでも、個人的には買ってよかったお茶碗で、とてもお勧めできるお茶碗です。

#ケアのデザインストアねんりん


自分が参加している介護のオンラインコミュニティ「KAIGO LEADERS SPACE(通称かいスぺ)


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