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いつでもどこでも色褪せないバンド達

こんにちは、しかりです🌿

今回は、私の好きな邦ロックバンドについて書いていきたいと思います!

何ヶ月か前に同じような記事を書いたのですが、そちらでは私の中で雷神・風神並みに強固なツートップのバンドについて書いてます。読んでない方はそちらもぜひ🙏

今回は、そのバンドに続いて私が学生時代にどハマりして以来、今でも好きな3つのバンドについて書いていきます!


No.3 Sumika

今回まず初めに書いていくのは、2018年にメジャーデビューした4ピースバンドのSumika(スミカ)です!

テレビアニメ『オタクに恋は難しい』のOPテーマ『フィクション』や、アニメ映画『君の膵臓をたべたい』の主題歌『春夏秋冬』などが有名どころかなと思いますが、私がSumikaを知ったきっかけとなった曲は、まだメジャーデビューする前のシングル曲である『Lovers』。インディーズ時代の曲ですが、個人的には上に書いた有名どころと並んでSumikaの代表曲と言っても過言ではないと思います。
(というか、『Lovers』を初めて聴いた時点で「このバンドまだインディーズなの!?」と驚いた記憶があります。そのくらい当時から人気でしたし支持もされてましたよね)

Sumikaの特徴としては、なんといってもポップで明るく、爽やかな雰囲気を感じる楽曲が多いということ。前回の記事で紹介したバンドも含めて、私の推しバンドの中では一番ポップスの雰囲気が強いのがSumikaだと思います。

バンドメンバーの楽器編成としても、ピアノ(キーボード)がいてベースがいないというなんとも不思議な(?)体制。ピアノのサウンドが入るだけで、ロックバンドの楽器編成としては定番であるギター・ベース・ドラムとは全く違う雰囲気になっていると思います。

私が初めて聴いた『Lovers』も、それまで持っていた「ロックバンド」のイメージを覆すような、いい意味で軽やかで胸が躍るような曲。メンバーの皆さんが楽しそうに演奏するMVも相まって、一瞬にして心を掴まれました。

その後、メジャーデビュー作品となった『フィクション』も、実にSumikaらしい、楽しくてときめきが止まらない曲。ピアノ以外にも美しいストリングスや可愛らしい鍵盤打楽器などが、Sumikaらしさをより感じさせてくれているなと感じました。

ただ、Sumikaがただの「ポップスロックバンド」かと言われると、それはNOと言えます。ここもSumikaの特徴のひとつだと思うのですが、なんといっても楽曲の幅広さが凄い。

例えば、『Lovers』などと同じようにメジャーデビュー前の有名曲である『ふっかつのじゅもん』は、軽やかでポップなSumikaしか知らない方からすると、全然違うバンドの曲のように感じると思います。
あの曲はピアノを担当している小川さんがメンバー加入をする前の楽曲なので、ギター・ベース(サポートメンバー)・ドラムというロックバンド定番編成の楽曲。歌詞も少しコミカルな感じで、繊細で優しい雰囲気のSumika像とは少し違う要素があります。

また、これは完全に私の好みなのですが、『ペルソナ・プロムナード』という曲も、いつもの優しくて暖かくて綺麗なSumikaとは一線を画す世界観の曲で、ドンピシャです(私情です)。Sumikaのロックは、普段優しくて人当たりの良い先輩の意外な一面を見ちゃった感じがあって良いんですよね(?)。

あと、ボーカルの片岡さんの歌声も、Sumikaにとってはすごく貴重なものだと思います。
片岡さんの声はどちらかというと高音を響かせるというよりは低音が安定しているハスキーな声質。優しい曲だと包み込んでくれるような安定感がありますし、逆にロック調の曲だと力強さや重心を演出することが出来るので、どんな曲調でも片岡さんの声の良い部分が消えずに、Sumikaの曲のパーツとして上手にハマっていると感じることが多いです。

今年は結成10年目で、なんと映画化までされることが発表されました。私自身、Sumikaを初めて知ってから4、5年経ちますが、自分の好きなバンドの音楽が長い時間をかけて愛されることほど幸せなことはないな、と感じます。
今後もSumikaの音楽をいちファンとして好きなのに変わりはないし、ここまでSumikaが紡いできた歴史を、届けてくれたメッセージを胸に歩いていきたいと思います。これからもSumikaが大好きです!


No.4 04 Limited Sazabys

続いて書いていくのは、前回の記事で書いたユニゾンなんとかに次ぐ難読バンド名を冠した4人組バンド、04 Limited Sazabys(フォーリミテッドサザビーズ)です!

フォーリミを知ったきっかけは、コンタクトレンズのCMでテレビから流れてきた『Happiness』を聴いたこと。私の好みど真ん中なアップテンポで爽快感のあるサウンドと、耳に残るサビのメロディーに惹かれて聴き始めました。

ただ、CMでただ聴いた時には、女性ボーカルだと思ってたんですよね。フォーリミは男性4人のバンドです。当然ボーカルも男性です。Wikipediaを見ながら、リアルに自分の目を疑いました。めっちゃイケメンだと思ってたら女性だったときみたいな衝撃を受けました。
しかし、一度ハマってしまったら抜けられない。ベース・ボーカルのGENさんのハイトーンボイスと、風を切りなぎら走り抜けるようなスピード感と勢いのある楽曲にズブズブハマっていきました。

フォーリミの曲は、歌詞も曲調も、力強く心の底を震わすようなパワーがあると思います。少年マンガみたいな曲が多いというか…恋愛ソングよりは応援ソングが多いし、干渉に浸るというよりは自分を鼓舞したいときに聴く曲が多いと思うんです。
かと言って、手放しに「とにかく頑張れ」というよりは「辛いこともあるよな、でもそういう時こそ必死でもがいてやるんだ」っていう曲が多くて、励ましつつも力をくれるんですよ。なので歌詞が意外と重かったり、ネガティブなワードがあったりもするけど、そこから這い上がってまた立ち上がる力を音楽にしている、というのが、フォーリミの魅力だと思います。
個人的には恋愛ソングよりも応援ソングの方が好きなので、フォーリミの曲は基本的にどれも大好きです。

そういう意味では、音楽的に先ほどのSumikaとは真逆なバンド。GENさんの声はハイトーンで貫くような歌声で、フォーリミの疾走感溢れる楽曲をリードしていくパワーがみなぎっている感じです。
あと、GENさんってベースボーカルなんですよね。そこも凄い驚きました。あのベビーフェイス(?)でどデカいベース弾きながらハイトーンボイスで歌う姿…GENさんの歌声の最高音とベースの最低音は最大何オクターブ離れてるのか、気になって夜も眠れません。

そして、フォーリミといえばカッコいいだけではなく面白さ・エンターテイメント性も持ち合わせている部分も魅力。ファンの間でもMVを含めて特に人気だと思われるのが、3rdフルアルバム『SOIL』に収録されている『Kitchen』『Galapagos』。どちらも曲自体頭に残るし、MVのインパクトも素晴らしいです。そして、ライブなどで非常に盛り上がれる曲だと思います。フォーリミの曲の中毒性は凄まじいですが、この2曲はその中でもトップに君臨しても過言ではありません。

そしてフォーリミは、とにかくライブが楽しいバンドだと思います。私も実を言うとそんなにたくさん現場に行ったことがあるわけではないのですが、フォーリミは楽曲の雰囲気も相まってボルテージがあっという間に上がります。サブスクとかで曲聴いてても、「ライブで聴いたら楽しいだろうな〜」と思う曲がたくさん。

とにかくフォーリミは私にとってはエネルギーの源そのものです。自分を励ましたい時、鼓舞したい時、高めたい時。これからもフォーリミの音楽と共に辛い時も苦しい時も頑張っていけると思います!
いつもありがとうフォーリミ!!



No.5 KEYTALK

今回ラストを飾るのは、下北沢を拠点に活動する4人組バンドKEYTALK(キートーク)

KEYTALKの他のバンドとの違いとして、ギター・メインボーカルの寺中友将(愛称:巨匠)さんと、ベース・リードボーカルの首藤義勝さんによるダブルボーカルという点が挙げられます。

巨匠のハスキーで重心がしっかりとした歌声と、義勝さんの爽やかで少し甘めな歌声の対比と、その融合が絶妙。KEYTALKはロック寄り・ポップス寄りどちらも似合うバンドだと思うのですが、このお二人の歌声あってこそ輝く個性があります。

私が初めて出会ったKEYTALKの楽曲は『MATSURI BAYASHI』。タイトルの通り夏祭りを題材にした楽曲でアツい楽曲なのですが、私は学校の体育祭の応援パフォーマンスでこの曲に合わせたダンスをやったことで、KEYTALKの存在を知りました。

ただ、私が本格的にKEYTALKにハマったのは、そこから少し経った頃、『Cheers!』を聴いた瞬間からです。
私の好きなアップテンポで疾走感のある楽曲、弾けるような爽快感、そして巨匠と義勝さんの歌声がドンピシャで、一瞬で心を撃ち抜かれました。

そこからKEYTALKのことを調べるようになったのですが、楽曲はもちろん、他のバンドと違って面白いなぁと思ったのは、独自の文化を築き上げていること。

例えば、KEYTALKにはメンバーそれぞれにキャラクターがいます。どういうこと?と思われるかもしれませんが、『KEYTALK MONSTER』というマスコットキャラ的なものがいて、グッズ化もしたりなんかしちゃってます。前述した『Cheers!』より少し前にリリースされた楽曲『アオイウタ』のMVでは、メンバーそれぞれのキャラクターがクレイアニメで登場し、メンバーの演奏シーンと対になるようなアニメパート(?)が含まれてます。

そしてKEYTALKの楽曲といえば、みんなで盛り上がれる振り付けやダンスがある曲。『MATSURI BAYASHI』もそうですが、『MONSTER DANCE』『MABOROSHI SUMMER』など、サビを中心に、ファンもみんなで踊れる簡単な振り付けがつけられてることが多いです。
こういうのも関係してか、一部では「アイドルバンド」なんて言われ方もしていたKEYTALKですが、バンドとしての腕前はもちろん一流。ポップだけどロックなんです(?)。

KEYTALKは、メインでの曲作りは義勝さんが担っていますが、(少なくとも私が推しているバンドの中では)メンバー全員が曲作りに参加しているイメージで、その分、同じバンドでも全く色の違う楽曲を楽しめます。ゴリゴリのロックから可愛らしいポップナンバーまで幅広いジャンルをカバーできるのは、メンバー全員が作詞作曲に携わっていること、そしてダブルボーカルでそれぞれの良さを活かした歌声があるからこそできることだと思います。

そして、現在ではあらゆるアーティストにとって重要なメディアであるYouTubeに、どのバンドよりも早く目をつけてたのではないかと思います。
KEYTALKのYouTubeチャンネルでは、MVの投稿はもちろん、MVの撮影メイキングやツアーの裏側などを撮影した『KEYTALK TV』を投稿していて、これの初投稿はなんと2010年6月(私調べ)。YouTuberすら黎明期と言わんばかりの時期からYouTube投稿をしていたバンドなんですよね。

特に私が好きなのは、『巨匠の弾き語りライブ潜入ドッキリ』シリーズ。初回は2013年、第二弾が2018年、そして第三弾が2021年と、およそ3〜5年スパンで行われている企画で、内容的にはメンバーの小野武正さんと八木優希さんが、巨匠がソロで開催している弾き語りライブにこっそり潜入して驚かせよう、というだけのものなのですが、KEYTALKメンバーの良い意味でも悪い意味でも高校生的なノリが出ていて面白いです。

個人的には曲もさることながら「面白ぇバンド」と感じる部分が多くて、エンターテインメント性が素晴らしいなと思います。
普通のロックバンドじゃ物足りない、他のバンドよりもエンジョイ・パリピしたい方にオススメです!(?)


というわけで、今回は好きなバンド3つを厳選して書いてみました!

私にとっての音楽の源泉のようなバンド達。これからも応援し続けます!

というわけで今回はここまで!
読んでいただきありがとうございました!

(めちゃくちゃ久々にちゃんと記事書いたので拙くなってしまった…投稿頻度上げたいです😭)

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