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代表たけしげの業務日誌「つつがある日々」6月前半

2024/6/5(水)
週末に東京に行くため、定休日を返上して仕事。作業が山積みでやってもやっても終わらない……。
店舗が盛況になるとデスクワーク系の作業が進まなくなり、店舗に閑古鳥が鳴くと作業は進むが売り上げが減って不安になる。
心の安寧はどうやっても訪れないことになるのだけど、そんなこともぶっちぎれるくらいに売上があって人をたくさん雇えたらいいのだ。
そんな日来るんか!!?

途中、息抜きに近所のマダムのリサイクルショップに行く。
マダムのリサイクルショップは、おそらく年金だけで生活可能なマダムがSDGs的観点で運営しており、謎のマダムネットワークで集めた服を定価の10分の1くらいの狂った値段で売っている。
ファストファッションの服やミセスデザインで好みに合わないものが多いが、たまに掘り出し物があるので品物が入れ替わるタイミングを見計らって通っている。

今回はスカートを2着とがまぐちリュックを購入。3着買って2750円。デフレ真っ只中の30年前でもここまで安い服はあまりなかったんじゃないだろうか。

家に帰ってから、スカートのうち1着は私が10代のころに着ていたショップのものだったことに気付いた。改めてみるとちょっと若すぎるデザインで、これはストレス発散でそこまで欲しくないものを買ってしまったパターンだ……とちょっと落ち込んだ。

2024/6/8(土)
作家の小林エリコさん、せきしろさん、飯野さんと4人で、池袋の居酒屋で古のオタク会を開く。
以前に酒の穴のイベントの打ち上げで、4人のオタク遍歴の中に共通したゲームがあることがわかって大盛り上がりし、また今度改めて飲みましょうと約束していたのがついに実現した。

池袋は人がたくさんいたが、加賀屋(東京ではたまに大衆酒場のチェーン店)のテーブル席にうまく座ることができた。
それから満席になって追い出されることもなく、延々とホッピーや抹茶ハイを飲みながら喋り倒し、閉店になるまで4時間もそこにいた。
ひとくちにオタクといっても人種というべきか、作品へのスタンスや生い立ちや時代によって微妙な差があり、それがズレると同じ作品が好きでも話が弾まなかったりする。
逆に一致すると、異国の地で同郷に出会ったような、マイルドヤンキーが地元に帰ってきたようなバイブスが生まれ、なんか異様に盛り上がってしまうものなのだ。

盛り上がるあまり飯野さんが「今度大阪にレンタカーでみんなで行きましょう!」と張り切り、その車中でそれぞれの好きなアニメの曲を持ち寄ったCDを流したらどうかとか、コテージを借りて1泊してプロジェクターで思い出のアニメを流そうとか、BBQをして失われた青春を取り戻そうとか、とりあえず妄想だけでやんややんやと盛り上がった。
実現するかはわからないけど、したら楽しいな。

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