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中小企業診断士の年収の現実!平均年収780万円!上位25%は1000万円超え!

中小企業診断士は合格に1300時間かかる難関資格として有名ですが、時間をかけてでも合格を狙う理由として「年収アップ」をあげる人は非常に多いです。

本気を出して難関資格の勉強に時間をかけるなら年収を増やしたいと思うのは当然ですよね。

本記事では同程度の難易度である社労士・行政書士より年収が高い傾向にある、中小企業診断士の年収を調査しました。


参考
中小企業診断士の年収における現実!平均年収は780万円で上位25%は1000万円超え!|資格GEEKS

中小企業診断士の平均年収は780万円!

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J-netが現役の中小企業診断士に行ったアンケートによると、診断士の年収は下記の結果で平均年収は780万円だったようです。

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アンケートに回答した中小企業診断士の約25%が年収1000万超えという結果なので驚きです。

さらに、上位約2%は年収3000万円以上!夢がある資格ですね。


企業に勤めている「企業内中小企業診断士」の場合は資格手当が貰えることも多いので合格してすぐに年収がアップします。

相場では手当が月3万円程度のことが多く、年収換算で36万円ほどすぐに増えるので驚異的です。

しかも、資格取得の努力・知識が評価されることで、同世代より早く出世する傾向にもあります。

早く出世することでさらに年収も上がるので良いことのスパイラルですね。


当然ですが、世間一般のサラリーマンの年収と比べると圧倒的に高い傾向にあります。

日本の年収推移

2012年度の408万円から上昇傾向にあり、データがある中では最新の2018年では441万円と少しづつ増えています。

しかし、増えている傾向にあったとしても中小企業診断士の年収と差は大きく開いており、年収の面で考えれば中小企業診断士を取ることに大きなメリットがあると考えられます。


ただ、注意して欲しいのが、給料だけだと大きく年収が増えることはありません

確かに資格の効果で出世は早くなるでしょうが、雇われている時点で年収の上限は見えています。

もちろん、資格手当が貰える会社も多いので取るだけでも絶対に価値はあります。


ただ、年収が高い中小企業診断士は「独立」または「副業」で収入を増やしています

中小企業診断士はサラリーマンとして給料をもらう以外の場面で年収を増やしやすい資格です。

中小企業診断士に多いのが、サラリーマンとして安定した収入・福利厚生を得ながら、空いた時間を活用し副業で診断士の知識・の力を使い収入増という活用方法ですね。


中小企業診断士の年収データからわかる傾向

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J-netのアンケートによると、年収のアンケートに回答した診断士の内訳は、「企業内診断士は49%」「独立していたり、コンサルティング会社に勤務しているプロコンサルタント診断士が45%」です。

プロコンの年収

意外とプロコンサルタントとして活躍している診断士は多いです。


この結果からわかるのは、中小企業診断士は約半数が独立をしており年収が安定していない可能性はあるが「平均年収がサラリーマン平均より2倍近く高い」です。

当然、平均年齢が高いので年収も高くて当然だという考え方もありますが、中には定年後に趣味としてプロコンサルタントとして活動している診断士もいます。

この層が平均年収を押し下げていることを考慮しても年収は非常に高いことがわかります。

中小企業診断士は取得するまでの勉強を通じて、どこでも通用する知識・の力を身に着け、その結果として年収が増えているのでしょう。


中小企業診断士には「副業」という選択肢がある

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中小企業診断士は会社外で「副業」を行うチャンスが数多くあります。

副業診断士のメジャーな仕事は「コンサルティング」「試験対策問題の作成」「補助金申請代行」等です。


まずコンサルティングから解説します。

コンサルティングこそ中小企業診断士のイメージですよね。

でも、試験に合格したからといっていきなり未経験でできる仕事ではありません。

そもそも、コンサルティングの仕事を見つけるためにはクライアントとのコネ作りから必要です。

仕事を受けるまでの難易度も非常に高いです。

ただ、中小企業診断士の花形とも言える仕事ですね。

報酬も高く、副業としてコンサルティングを行い、軌道に乗せて独立するという王道の独立パターンもある魅力的な仕事です。


次は試験対策問題の作成です。

これは駆け出し中小企業診断士に一番おすすめできる副業ですね。

というのも、ベテランの中小企業診断士と違い、つい最近まで試験問題と真剣に向き合ってしのぎを削っていたからです。

試験勉強の知識を活かして副業ができますし、他の副業より少ない労力で収入を手に入れられます。


最後は補助金申請代行です。

多くの申請代行業務は、国に申請するための書類を代行で作成し、採択されたら成功報酬としてお金を貰うというものです。


私が初めて行った副業も補助金申請代行でした。

補助金がもらえたら成功報酬という「わかりやすい成果」があるので、クライアントも中小企業診断士も結果に納得しやすいのがメリットです。


中小企業診断士の年収や給料の現実まとめ

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中小企業診断士の年収のリアルはどうでしたか?

表面的な年収のみを見てあれこれ言うのではなく、複雑な物事を判断するために他にどのような情報を集めれば判断ができるか?という視点を持って行動しましょう。

中小企業診断士としての業務は、最善の判断を下すためにはどんなデータが必要か?から考え、そこから何が言えるのか判断します。

判断するときには1つのデータではなく、複数の情報で総合的に判断するクセをつけていくことが、中小企業診断士試験に合格するための力になります。

参考記事
中小企業診断士の年収における現実!平均年収は780万円で上位25%は1000万円超え!|資格GEEKS
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