見出し画像

国立歴史民俗博物館を推す理由


千葉県佐倉市。駅から少し歩くと田園風景がひろがるのどかな街だ。
市の北側には河童伝説で有名な印旛沼がある。
漫画「みくまりの谷深」の舞台であり、
オタク心が疼き散策に浸ってしまいたくなる。

しかし悠長にそんなことをしていたら絶対に後悔するであろう。
なぜなら今日訪れる国立歴史民俗博物館は
日本有数の延床面積を誇るクソデカ博物館だ。
三万八千平米、東京国立博物館の1.7倍もある。

準備万端!6時起きで電車に乗り開館前に京成佐倉駅に着いた。

行った日はちょうど特別展示がやっていた


入館してすぐに驚くのが資料の多さ!
そして精巧なレプリカ!
楽しすぎてなかなか目的の展示にたどり着けない。
思った以上に楽しいぞ…

そして資料の多さだけではない。
この博物館最大の特徴はミニチュアの多さなのである。
そして大きい
博物館の広さを生かした展示だ。すばらしいね。


規模がやべえ


作りもすげえ


こんな規模の里山ミニチュア見たことねえ…


後ろの人と比較すると規模の大きさがわかるだろう


脳がバグる不思議な体験を是非味わってほしい


「まるで実写」って言い方は適さないかもしれないけど、
そこの空気は限りなく本物に近いものを感じる



建築模型好きにはたまらない
小人になって探検したい
人物の表情まで細かいのだ!



制作工程を想像すると気が遠くなる
水面の波も美しい
所々スポットライトで説明する演出もある。
一町一町の型でライトを当てる細かさ!

是非このスケール感を味わってほしい!
この博物館の良い所は
圧倒的な物量だけど堅苦しさ・圧迫感がない。
レイアウトの妙もあるんだろうな。


もちろんミニチュアだけでなく民俗学や歴史の資料も盛りだくさん。
じっくり見ているといくらでも時間が足りなくなる…



閉館ギリギリまでいても回り切れなかった。
近いうちにまた行きたいのだが時間が取れるかな…

どのエリアの展示物も見る人を楽しませる気遣いを感じるし
膨大な量の展示物も丁寧に管理されている。
とても気持ちの良い博物館だった。
ただ、この規模に関しては入場者数が多くないのが気になった。
もっと多くの人に知れ渡ってほしい。
これは推し活動をせねばなるまい……。


8月1日からかわいい妖怪絵巻の展示がやってる。近日中にまた行きたい。



ーーー 以下、カメラロールから掘り起こされる記憶 ーーー


焼きおにぎりうまかった


牧場のソフトクリームさっぱりして美味しかった。


ぐぬぬ…
探索せずに一直線に博物館へ向かっていたら
もっと時間たっぷり見れたのだが…
結局探索の我慢ができなかったのだ…

いつもながら目的地まで一直線に行けたためしがない。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?