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【茶化に代わる?】生成AI(Claude)に中小企業診断士試験事例Ⅰ(組織・人事)の新フレームワークを考えさせてみた

はじめに

皆さんこんにちは、りょうたろです。


今回は、中小企業診断士試験の事例Ⅰ対策として、生成AIを使って新しいフレームワークを考案するという興味深い経験をしたので、それについて共有したいと思います。

既存のフレームワーク:茶化(サハホイヒ)

まず、中小企業診断士試験の受験界では、「茶化(サハホイヒ)」という既存のフレームワークがあることを押さえておく必要がありましたので、これをAIに読み込ませました。

  • サ:採用(Saiyou)

  • ハ:配置(Haichi)

  • ホ:報酬(Houshuu)

  • イ:育成(Ikusei)

  • ヒ:評価(Hyouka)

このフレームワークは人事サイクルの主要な要素を網羅していて、私の受験生時代も大変お世話になりました。

「幸の日も毛深い猫」というフレームワークもあるのですが、私は「茶化」の方がシンプルで好きでした。

生成AIとの対話プロセス

既存の「茶化」フレームワークを踏まえた上で、私は生成AIに「事例Ⅰを分析するための新しいフレームワークを提案してください」というプロンプトを与えました。

そして、「既存の理論やモデルにとらわれず、独創的なアプローチを心がけてください」と付け加えました。

すると、AIは次々と興味深いフレームワークを提案してくれました。その過程で、私たちは対話を重ね、アイデアを発展させていきました。

生成AIが提案した新しいフレームワーク

1. 「きょうもいきいき」フレームワーク

AIが最初に提案したのは、「きょうもいきいき」というフレームワークです:

  • き:教育(Kyouiku)

  • ょ:要員計画(Youin Keikaku)

  • う:運用(Unyou)

  • も:モチベーション(Motivation)

  • い:意思決定(Ishi Kettei)

  • き:企業文化(Kigyou Bunka)

  • い:イノベーション(Innovation)

  • き:給与制度(Kyuuyo Seido)

このフレームワークは、人事組織の主要な側面をカバーしており、覚えやすい日本語フレーズになっています。

2. 「ひとづくりのわ」フレームワーク

次に提案されたのは、「ひとづくりのわ」というフレームワークです:

  • ひ:人材確保

  • と:統率力

  • づ:図る成長

  • く:組織文化

  • り:理念浸透

  • の:能力開発

  • わ:和の醸成

このフレームワークは、日本的な「和」の概念を含んでいてなかなか面白かったです。

3. 「ORGANIC HR」フレームワーク

最後に提案されたのは、アルファベットの頭文字を使った「ORGANIC HR」フレームワークです:

  • O: Organization Structure(組織構造)

  • R: Recruitment and Retention(採用と定着)

  • G: Growth and Development(成長と育成)

  • A: Alignment with Strategy(戦略との整合性)

  • N: Nurturing Culture(文化の醸成)

  • I: Innovation and Adaptation(革新と適応)

  • C: Compensation and Benefits(報酬と福利厚生)

「このフレームワークは、組織を生き物のように捉え、各要素が有機的につながり、成長し、適応していく視点を提供しています。」とのことでした。

個人的に、この「ORGANIC HR」フレームワークが最も気に入りました。

現代のダイナミックなビジネス環境に適応できる組織づくりを連想させる気もします。ただ、複雑すぎて覚えておける自信はありません笑

まとめ

生成AIとの対話を通じて、次々と新しいフレームワークが生み出されていく過程は非常に面白かったです。

「きょうもいきいき」や「ひとづくりのわ」など、語呂合わせを用いることで、試験中でも容易に思い出せるよう工夫されていました。

また、「ORGANIC HR」のように、組織を有機体として捉える視点は、現代の変化の激しいビジネス環境に適した柔軟な組織運営を示唆しているようです。

まとめ

生成AIを活用することで、既存の「茶化」フレームワークを超えて、短時間で複数の独創的なフレームワークを生み出すことができました。これらのフレームワークは、事例Ⅰの人事組織問題に対して、包括的かつ体系的なアプローチを提供してくれます。

特に「ORGANIC HR」フレームワークは、その包括性と柔軟性から、現代のビジネス環境に適した分析ツールとなる可能性を感じさせます。

生成AIが創造的な思考のパートナーとして非常に有用であることが分かりました。

今後も、AIとの対話を通じて新しいアイデアを生み出し、より効果的な学習方法や分析手法を探求していきたいと思います!!

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