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インスタblog 「 壊れたモノを直して使う」-身近なことから-

アップサイクルとは、捨てられるモノに手を加え新しい価値を創造し、別な製品にアップグレードさせることを呼ぶそうだ

簡単に言えば、「要らないモノ」→「役に立つモノ 」に変えること

言葉は新しく感じるが、昔から当たり前に行われて来た営みだろう

日本の江戸時代は、捨てられるものがほぼ無かったまさにSDGsの時代だった

衣服は何度も使い回されボロになるまで役割がある。多くのリサイクルは生活の必要性から生まれたアイディアであり、一つのアイディアが人々の生活を潤していた。「捨てる」を仕事にしお金に変えた。そのシステム内では切った髪でさえ売る事が出来た

産業革命以降、エネルギーを大量に使い効率良く大量生産し安価なモノが作られた

僕はそれら全てを悪い事とは思わない。多くの人の生活を豊かにし、明日への活力を与えたから

でも、少し未来のモノを前借りし過ぎたと気がつき、世界は持続可能なシステムに作り変えようとしている

僕らに出来るのは、アイディアを出しハードルを乗り越え易く、また参加しやすくする事。少し視点をズラし未来を別の角度から捉え、より良い答えを選択すること。個を尊重しながらも公正に公平であること

考えれば考えるほど難しい

だから一歩は、身近なところから始める。出来ることから。シンプルに

フワッといい感じになるように

僕はモノ作りをしているから、出来る限り直して使う

写真は落としてバラバラになった皿を漆を使って直した。金継ぎと呼ぶ技術。色は「銀」だが

きれいな皿も好きだか、割れたら割れたで好きだ

そんな大らかな気持ちも大切なんだろう

2022/4/3

鹿皮紙プロジェクト代表 カワダ シュウジ


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