インスタblog 「鹿皮紙作りを体験してもらう」-鹿皮紙ワークショップ-
鹿皮の利用を増やすためにはどうすれば良いのか
年間60万頭弱も出る皮を全て利用することは難しいが、焼却したり残滓として埋めるにはあまりにも惜しい
それらを問題として捉えている人たちは少ない。知らない人も多い
いったい僕らに何ができるのだろうか
農業被害のこと、森林保全のこと、水源問題のこと、身近なようでどこか遠い話に聞こえてしまう
身近な問題なのに現代では自分事としてとらえるには、距離があり過ぎるのだろう
ニュースやモノを届ける以外に出来る事
僕らは、鹿皮紙のワークショップはどうだろうと考えている。
作りながら自分たちの想いを共有し、体験した人たちが触れて感じて共感したくなるそんなワークショップ
鹿皮紙ならば、出来上がったら絵を書いたり切ったり折ったり印刷したり、ハードルが低くすぐ行動を起こすことが出来る
革小物のようにブックカバーやカードケースなども作ることが出来る、身近に置ておくこともプレゼントすることも出来る
出来上がったものは、見せたくなる、話したくなる。
行動に移したくなる様なコトのインストールは次のバトンとなり、身近な家族や仲間に繋がる
そんなワークショップを通じて今を知ってもらい、出来上がったモノと共に波紋が広がっていけばと考える
いまは鹿皮の羊皮紙「鹿皮紙」メンバーとあれが出来るかも、これが出来るかもと案を出し合っている。この写真はメンバーのアキくん
ちなみに皮革を鞣すワークショップも出来るのだが、出来上がった皮革をそのまま渡されても困るかなと思った
(時間が許すならば、革小物作りを教えるのも良い気がするが多くの時間がかかってしまう)
知って貰うためには、ハードルを高く設定せずに気軽に参加できることが望ましい
まだまだ先の話だが話し合いを重ねて、より良くなっていく
2022/2/17
鹿皮紙プロジェクト代表 カワダ シュウジ
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