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鹿田、オリオンビールを飲む

今週に入ってからすべて天気予報は曇りか雨に支配され、夏間近とて多少うつうつとしてしまうのは人体の生理現象であるから仕方ない。次の休みもまた飽きもせず昆虫撮影に出かけようと思っていたものだからその虚しさもある。しかしま、天然記念物鹿田はそう思いながらも脳内で目まぐるしく交錯する心理をうまく解きほぐせば(まあ、とはいうものの…夏は目と鼻の先だし)とプラスな思考に戻るのだが、それにしてもじとじとと支配する梅雨の空気にじっとしていられず疼くのであった。集中の糸もとっくに切れていて、本すら2,3行読めば何かほかのことに気移りしていしまう。常に足の裏が疼くもどかしさは、きっと水虫なんかが原因ではないだろう。(断じて!)そして起きているのに入眠時ミオクローヌスが小刻みに起こり、僕の半径1メートルは常に微細な揺れに苛まされているこの頃だ。

鹿田です、よろしくね。
今日はまたいつもの記事風・・・に戻って適当な記事を綴っては夏を思っていたい。否、すぐ夏にいる錯覚を起こしてやる。何故なら今日は秘密兵器orionBEER🍺があるのだから!さあみんなお手を拝借、ビールを高く掲げよ!!

1,2,3… 

カンパーイ!!

ああよく通っていた『|《ちゅ》』を思い出す。沖縄居酒屋で僕はよく海ぶどう島らっきょうを頼んでは酒の肴にしていた。南国風の色鮮やかなハイボールなんかもあってそれらを頼んでは目も使って楽しんでいたことを思い出す。ウコン割のハイボールなんてのもあったな。カウンターの端にはサーターアンダギーもあって、頼めば持ってきてもらえた(勿論有料である)。飲むとついつい楽しくなってしまって頼みすぎてしまうのが鹿田の悪い癖である。それでなくても1品1品ボリュームもあるのに。毎回必ず頼んだゴーヤチャンプルーだって、普通盛りでも目の前の人の顔が隠れるくらいだった。けれども店でたべる大盛りのゴーヤチャンプルーはおいしいんだよね。やっぱり火力の強い鍋でつくるからなのか、苦味なんてまったくないし、はふはふ口から熱を逃しながら頬張るゴーヤチャンプルーは最高である。それにテラス席もあるから、夏にはよくテラス席をとりたくて早めに予約するのだけれども(と言っても当日だ。突発的な飲み会の多い界隈だった。それがまた良かったのだが)やはりテラス席は人気でなかなか取れなかった。だから逆に取れたときの嬉しさったらたまらなかったな。夏に屋外で飲むビールは何ものにも代えがたい。しかも時々お店においてある三線をお客さんが弾いていたりしてそれはそれはゆっくりとした沖縄時間が流れたものだ。

ま、僕は一度も本場沖縄に行ったことはないが。それでも確かにな美らには僕にとっては正真正銘の、沖縄の風が吹いていたのだ。真夏の生ぬるい夜風に当たりながら飲むビール。勿論全身汗でびだびだになる。しかも僕らは決まってそのころの職場にシュラフを敷いて寝ていたのだから、翌日の容貌は想像に難くない。それでも飲み明けの朝の風もまた、気持ちよかったもんだ。もう3年もあたっていないがね。

ちなみにつまんでいるのは同じく先日の職場で開いてもらったbirthdayPartyでorionBEERと一緒に頂いたオリオンビアナッツである。真っ青な海を背景に手前にナッツ、その手前にオリオンビールの画像が貼られている夏を感じる一品である。味はアーモンドチーズ味、タコス島唐辛子味、ウコンカレー味がミックスしてあり、それらを数個手にとっては口に放り込む。ん、ここにもウコンが出てきたな、ウコンて沖縄が特産地なんだっけ?ま、どうでもいいけれど。

そういえばな美らでは泡盛もよく飲んだ。1度飲み会前の0.5次回に一人でカウンターで飲んだことがあったのだが、その左側にそれはそれは沢山の種類の泡盛の瓶が飾られていて、それらを眺めながらゆっくりと酒を楽しんだ。僕が見ているのに気づくとカウンター奥から店員さんが「何か飲みますか」と聴いてくれたので僕はおすすめを頼んで飲んだ。ひとりでカウンターでお酒なんて初めてだったので少し緊張しつつ冒険心でいったのだが、そんなやりとりに一人飲みも悪くないなと感想を抱いた鹿田だったが、結局一人飲みなんてあれが最初で最後であった。そんな思い出の場所でもある。


ま、もう少し懐古に浸った文でもだらだら綴るかとも思ったのだが、腹がはち切れそうにパンパンなので、今日はここで終わる。

またね。



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