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屍句会報 2020年8月28日(金)/9月4日(金)

※先週投稿をサボったので合併号で出します。

一番街の入り口前で、若い女性達が並んでスマホを目の上にかざしている。何かと思ったら、靖国通りを挟んだヤマダ電機の巨大ディスプレイ(ユニカビジョン)を撮影している。そこには韓国のアイドルが踊りながら歌っている姿が放送されていた。

ネオン街という言葉は死語になっただろうか。繁華街の看板はLEDになり、大型ビジョンやデジタルサイネージが街に溢れる。赤青黄色、緑のような原色にとどまらず、ピンク、紫、ゴールドなどあらゆる色を作り出す。

それぞれの店が目立つように光を出す様は無秩序のように見えて秩序立っている。この町の人は誰も言葉にしないが、空気が澄んできた事をよく知っている。

8/28零回戦「一部を埋める」

正解は「鯊釣」。ダリアさん惜しい。
投句の一覧はこちらのリンクから

8/28一回戦「臓器に負担のかかる句」

8/28二回戦「のう」の音


※二回戦「のう」のお題は北大路翼の原稿にするためTwitterに上げないようにしよう、と放送中に言いましたが、使える句がなさ過ぎたのでUPしていただいてます。

9/4零回戦「一部を埋める」

貸し杖という言葉は一般的では無いが、山道にあるレンタル杖の事だろう。
ふもとと言い張れる場所は人間のよく歩く所だということか。

急にロックバンドみたいな言葉が出てきた。確かにかつて富士登山は修行であった。

つるし柿の光景が、人間の住処を感じさせる。

投句一覧はこちらのリンクから

9/4一回戦「工(コウ)」の字

9/4二回戦「すが」の音


おまけ

言葉解説

今週は無し。

披講リプレイ

次回予告


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