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夏の高尾山は○○

電車の中でとある広告を見かけた。

「夏の高尾山は、音楽だ。」

ん、どういうこと?川の流れの音とか生き物の鳴き声が重なり合って、そしてまた賑わい始める観光客の話声が何層にも折重なって音楽のように聴こえる。遠くから来た観光客にはオーケストラのように感じる事ができる、そういうことだろうか。一周回ってどういうことかよくわからない。含み要素が多すぎるキャッチコピーだ。

それよりも、「夏の高尾さんは」って枕詞をつければ何事も成立するのではなかろうか。色々試してみようではないか。

「夏の高尾山は、マンションだ。」
「夏の高尾山は、ガパオライスだ。」
「夏の高尾山は、瓦割だ。」
「夏の高尾山は、テトラポットだ。」
「夏の高尾山は、五里霧中だ。」
「夏の高尾山は、殻になった鳥の巣だ。」
「夏の高尾山は、座布団だ。」
「夏の高尾山は、ちゃんこ鍋だ。」
「夏の高尾山は、1000mだ。」
「夏の高尾山は、Sessionだ。」
「夏の高尾山は、冬だ。」

どれを電車の広告で見つけても違和感なく(?)夏の高尾山の魅力を感じることができそうだ。文字としても外来語・カタカナなんでも当てはめることができそう。夏の高尾山。恐るべし。

そうだ、高尾山に行こう。

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