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2024年4月度報告 捕れまくる鹿
今月は鹿15頭 ハクビシン1頭 アナグマ1頭 内12頭の鹿とアナグマをジビエ向けに処理しました。
本格的に新緑が芽吹き、飢餓期間である冬を越した鹿たちがルンルン気分で餌を食べに動いてるようです。
これから1・2ヶ月は野生動物たちの出産シーズンなので、個体数調整のためにはこの時期に重点を置いて捕獲する必要があります。
せっかく盛り上がっては来たのですが、これからはジビエ製造場に鹿を搬入出来なくなり焼却処分しか出来ないというのが悲しい現状。
昨年度目標捕獲頭数20頭を達成したサル檻を撤去しました。
また違う場所で活躍するとか。
令和4年度末のシカ、イノシシの推定個体数が公表されました。
シカは微減〜現状維持、イノシシは漸減です。
イノシシが減ったのは捕獲圧というより豚熱(豚コレラ)の影響が多そうです。
また横瀬ではイノシシの捕獲数が戻ってきています。
イノシシは多産なので、ライバルの同種が減れば戻るのも早いです。
鹿の数は減らず、地方からは人が流出、減少し、猟師の数は減り、このままだとシカの目標達成がかなり厳しい状況です。
捕獲圧を今より強めることでしか鹿の数を減らせませんが、鹿が減る=被害が減る訳でもないので、被害を受けないための防御壁も同時に補強しなければいけません。
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