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The Strokes 『The New Abnormal』

It's All About Skills

先行シングル『Bad Decisions』初めて聴いた時、イントロから歌メロ、ギターソロまで"メロディ"でしかない鮮烈はあの2001年にこのバンドに夢中になったことを想起せざる得なかった。
『At The Door』では2ndアルバムで収まらなかったジュリアン節に酔いしれる。
キタ。
『The Adults Are Talking』の最近のロックバンドのニューアルバムが軒並み四つ打ちを取り入れてることをレイドバックするのを断ち切る気怠いジュリアンの歌。
Is This It
『Selfless』『Eternal Summer』等に顕著なジュリアンがソウルフルに歌い上げている点にこれまでとの違いを感じる。
(余程、リック・ルービンをスタジオに一緒に籠らせたのだろう)
個人的にアルバム全体を通して一番印象に残る曲が終盤の『Why Are Sundays So Depressing』だ。フランク・オーシャンが突如発表するシングルでも代わり映えはしない。
アートワークにバスキアを用いる程、ストロークスはメロディだけに固執してきた、それはバスキアが絵だけを描き続けたのと変わらない。
個人的には今年の洋楽ロックでBest.

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