聞こえても聞こえなくても気になる

note33日目。
相変わらず抜け毛すごいす。
まいにち小さめなイガグリサイズの毛玉。
イガグリサイズってエビカニクスみたい。


この話書こう!と思ったのに、隣のおしゃべりが入ってき過ぎて、すっかりぽっかり忘れてしまった。
ちょっとぉー。

ご夫婦で乗車してこられて、奥様だけを座らせはったので、飛び石になっていた私がずぃーんと移動して2人分空けたのだが、座らない。
他に座りたい方がいるかもしれないし、それはそれで良いの、と思っていたら道のりの真ん中あたりで座りはった。
最初から遠慮しないで座ってくれたらいいのに。
座るや否やまぁまぁな剣幕で「それは首長にやってもらわな」とか濃いめな話題を話しておられる。
めちゃくちゃ聞こえてしまう。
内容を聞きたいわけではないから判別できる部分だけしっかり入ってくる。ついでに「へぇなんか大変なんやな」とか思ってしまって一瞬で閃きが泡になってしまった。
怒ってないんよ。私の集中力が吹けば飛ぶようなだからあかんねん。
なんやろか、その人の存在感の大きさってやつなんだろうか。声も内容も、じんわり圧をかけてくる肘も、気になってしまう。
降車駅まで剣幕の割にコロコロ変わる話題のキーワードだけ聞き続けてしまった。

そういえば逆もある。
声が小さすぎるのも気になってしまう。
こんどはギュウギュウの満員電車。私の前に若い女子の2人組。
何も聞こえない。でも2人は会話している。
どゆこと?
え?2人には聞こえてるの?
年齢差さえなければ3人組と思われてもおかしくない距離なのに私にはひと言もきこえない?
モスキート音なの?
もしかして読唇術?
距離が距離だけにじっくり顔を向けるわけにもいかず必死に耳を澄ましてしまっていた。
結局聞こえるのは言葉の端の空気の抜ける音と可愛らしいクスクスという音だげだった。

女子の会話にはモヤモヤはしなかった。
もともとか細い声なのかもしれないけれど、何となく周りに気を使っている感じがしたからだ。


結局なところ
聞こえても聞こえなくても気になるのだけれど、何も覚えてはいないし、「聞いたら悪いかな」という自己フィルターをかけているので内容をしっかり理解することはまずない。

そう思うと、どれも会話の中の有益な内容や情報を手にしてないわけだから、
大して意味のないものに気持ちを使ってしまうのは、ちょっと勿体無いような気がしてきた。
毎日のことだしチリツモだ。



まずは耳栓かな。
それか集中力を養うか。
それとも全部聞いて趣味とするか。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?