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髪についての長文です。

note36日目。
今日は忙しい。
忙しいけど、ハラハラ感がちょっと心地良いです。


抜け毛がちょっと落ち着いてきました。
すんでのところでチャリーブラウンになるところでした。
まだ危機は終わってないかもしれないけれど。

抜け毛について、今回の経験とその他いろいろ織り交ぜてお話ししようと思います。

ほどほどに健康に生きていると、毎日100本ほど髪は勝手に抜けているといいます。
日によって変動があって50本くらいから多い時で300本位抜けることもあるそうです。
日に限らず、季節や体調の変化でも大きく変化します。
毎日ずっとあるものだから変動している感じすらしませんが、現代人の髪の毛も野生の動物らしく反応しているのが面白いです。

季節としては春、秋あたりに抜け毛が増えると感じることが多いはずです。体毛も薄くなってもはや夏毛も冬毛もないのですが、野生の記憶をしっかり毛根が覚えているようです。

他にも体の変化する時には抜け毛が増えることが多いです。
出産などでホルモン環境が大きく変わる時、また病気にかかったり体内の状態が変わる時にも抜け毛が増えます。ハイペースなダイエットでも抜け毛が増えるのは、栄養不足だけでなく体内環境が変わるからだともいえます。

さて、問題はこういった理由以外で抜ける予定でない毛が抜けてしまうことと、抜けた後に次のニューカマー毛が生えてこないことです。


ここでちょっとお髪様の生態をご説明しましょう。

髪には生える→成長する→抜ける→生えるというサイクルがあります。ヘアサイクルは女性が4~6年が1サイクル、男性が3~5年といわれています。
このサイクルの中で成長期→退行期→休止期と進みます。

成長期では毛母細胞が活発に分裂することで髪が伸びていきます。1日0.3~0.4mm程成長します。成長期の髪は全体の85~90%くらいです。

成長期の次の段階の退行期では、髪の素となる毛母細胞が母艦になっている毛乳頭細胞からの指令や栄養の供給が弱まる時期です。2~3週間かかって髪の成長が遅くなります。退行期の髪は全体の約1%程です。
ちなみにこの毛乳頭細胞に血管から栄養が送られてきています。

髪の成長が完全に止まった状態を休止期です。毛乳頭細胞からの栄養供給や指令が止まります。髪全体の10~20%ですが、2~3ヶ月続きます。しばらくすると髪の発生期に移行して、新しい毛が古い毛を押し出すように生えてきてきます。

ふぅ。
お疲れ様です。
なんとなく、生えている限りずっと成長しているようなイメージですが、髪も「青年期」が案外長いことがわかります。
それに抜け落ちるまで、じっと待っている健気なやつです。

それなのに急激に抜けるということは、何かしらの危機が頭皮にあるはずなのです。
希望的観測濃度濃いめで考えれば、ニューカマー毛たちが一気にやる気を出してしまっているか、どちらかです。

どちらにしろ、抜ける運命になってしまった髪は、元に戻すことはできません。
母艦から離陸準備が完了してしまっているので。

今私にできる事といえば、しっかりと成長期を維持させること(できれば退行期もゆっくり滞在してほしい)と、ニューカマーたちを育てることのみになります。

やっぱり第一に血流改善です。
次に栄養。食べ物の栄養と休息の栄養が必要です。
シャンプーやスタイリング剤については安心な素材で高品質なものが良いのはもちろんですが、市販品の物から絶対的な判断をすることは素人ではなかなか難しい部分でもあります。
「合わないな」と感じるものは使わない、これくらいでいいかなと思います。

なによりも体の可能性をUPさせてあげる方が効率が良いような気もします。

そんなわけで、ちょっとお肌用の美容液を頭皮につけてゆっくりマッサージしてあげることにしました。
栄養はまだ追いついてないですが、じわじわ実行中です。

それのおかげかちょっと抜け毛も下火に。

気にしすぎず優しく応援♡
きっとムチ打たれて毛母細胞も失意のもと力を失ったんでしょう。
これ以上の荒業は酷ですからね。



ちなみに、抜け毛のきっかけは謎です。
ストレス増えた実感がある事と、ヘアカラーした事、この辺りがこの時期にあった原因ぽい事です。
お年頃といえばそうですし、数え出したらキリもなく。

去るもの追わず来るもの大歓迎でviva♪viva♪精神で生やして生きたいと思います。

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