自分史的なクリッピング史料

今日はAREのAREの話。岡田監督が愛したパイン飴をずっと前からこよなく愛している、今でも。この輪っかを最後までなめつくす醍醐味(?)がいいじゃないかと思いつつ。常に家には買い置きが2袋あるようにしている。

2023年8月12日 朝日 パインアメ 「復刻缶」
きっかけは寄贈 社内でも幻、約70年前の品 

阪神・岡田監督で一躍有名になったパインアメ。パインを彷彿させる黄色の袋には「甘酸っぱくてジューシー」とのキャッチが書かれている。

記事では、パインアメ製造販売のパイン(株式会社)が約70年前に販売していた「パインアメ缶」を復活させたことが掲載されている。そのきっかけはホームページに寄せられた一通の問い合わせだったと。それは関東在住の女性が、祖母の遺品整理の際に古いパインアメの缶をみつけ、手芸のボタン入れに使われていたという。現在、パインアメの包装はプラスチック製。1951年の創業から66年までは瓶詰めだったらしい。缶は贈答用として一部販売されていたとのことなので、投稿者の祖母の方は誰かから贈答されたのだろうか。

見つかった缶の側面は創業当時の「業平製菓」の社名が記されていて、缶マニア(?)には貴重な存在なのではないかなぁ。業平製菓は1956年にパイン製菓に社名を変えているので、その缶は創業からおよそ5年の間に製造されていたものと推測されるというからやはり貴重品だ!

このタイプの缶は社内でもみつかっていなかったらしく、且つ過去に販売した商品の実物は全く残されていないとのこと。何とももったいない。ということで、会社は現代の便利な仕組み、すなわちオークションで、2019年からパッケージを落札していたとのこと。この投稿女性はそうした事情を知り寄贈したというので、同社の歴史(社史)構築作業に寄与したということにんなる。こういう善意を耳にする(目にする)というのもいいなぁと思う。

そしてその続きは、同社がSNSで寄贈に関するエピソードを投稿したところ、復刻して欲しいという声が多く寄せられた。すると同社では復刻を決断し、寄贈してくれた感謝の気持ちとして中の内装にはボタン柄が印刷されたものもあるとしている。エールの交換、感謝の交換だ。

記事のまとめでは、復刻パインアメ缶は限定3000缶の販売。阪神梅田本店の催事「パインなおやつ」で販売されると告知があった。本当は行って手にしたかったけど、きっと相当な人気になってるんだろうなぁと、地理的な背景を理由に早々に断念。

缶と言えば、こちら地元では、マーロウ(プリンで有名)のクッキーの缶もおしゃれ(2個保有)、そして王道・ヨックモックの缶(1個所有)、缶でないところでは、シルスマリアの木箱、CALVAの木箱なども大事に保存・利用している。以前こうした缶を利用してドライフラワーなどを上手に詰めてアートとして楽しんでいる方がいるとTVで紹介されていたけど、リサイクルが注目・関心を寄せているだけに、そのKnow Howを教えてもらいたいとも思う。趣味のキッカケになったりして、そういう意味でも面白いとも思う。

以前、子供の頃、そうした缶には切符や切手を集めていた。今でもどこかにあるはず、捨ててないので。今じゃ、無印、ニトリ、あるいは百均で便利グッズが廉価に手に入るけど、こうした以前の歴史として缶は大活躍していたと思うと本当に懐かしい気持ちになる。

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