自分史的なクリッピング史料

普段、仕事で椅子に座っいることが多い。勿論リラックスしている時にも椅子に座ることもあるし、以前に " チェアリング " というコンセプトで、大自然の中、一人で椅子に座って読書をしたりコーヒーを飲んだりとすることもリラクゼーションの一つとして少し流行ったという記憶もある。座り方も大事だけど、椅子そのものにもこだわりがあってもいいかなぁと思う。

2020年6月6日 日経 買い物上手 在宅勤務に役立つクッション
家の椅子 座り心地快適に

椅子そのものだけでなく、椅子そのものの機能を補強してくれるクッションも大事。より快適になるから。ここでは3つの商品が紹介されている。

・ピーエーエス「pinto」13,750円 正しい姿勢で疲れない
・ジスクリエーション「イスザブ」14,300円 仕事とオフでモード切り替え
・ブラッツ「ざぶ座布」5,390円 独特な座り心地 *背当ては別売

コロナ禍の影響もあってかこの頃は在宅勤務の便利グッズなど盛んに紹介されていた。でも基本は在宅であろうとなかろうと、こうした便利グッズを活用する日常は従前からもあったはずで、本質的にはコロナ禍後でも十分活用できるグッズだと思う。冒頭では、高級オフィスチェアでは負担が大きすぎるので、椅子に載せるだけのクッションにこだわろう!的なテキストで始まる。

ではその選び方だけど、ちょっと店で見て座ってみただけでは長時間座る際に、それが適しているのかどうなのかの判断はつかない。そこで、自宅にあるどんな椅子にも活用できるものをライターのフィルタリング機能を介して紹介している。

最初に座った時の感覚と違和感、それはしばらくすると体が慣れて座り方のコツがわかってくるとあるので、座布団に座り方のコツまで追求できるかなぁ?と思いつつ読み進める。本当の座り心地がわかるのは一定の期間が過ぎてからというコメントもあるので、ある意味他の人の意見などを頼りにするしかない。

さて紹介された「pinto」は姿勢矯正用のクッションにも見えるけど、いざ実際に使って見ると、正しい姿勢が確保されて、なんだか体をサポートしてくれているような感じを受けるらしい。背筋を伸ばして座ると疲れてしまう部分も当然あるけど、そこをクッションが支えてくれるので、その姿勢を維持した方が楽になるという感じを受けるそう。この商品はオーダーメードのシートを作ってきたメーカーと作業療法士のタッグによる製品とのことだから、やはりそうか!という感じ。但し、姿勢を崩した方がリラックスできるという人には向かない様子。

次に「イスザブ」はその名の通り、椅子用の座布団。なんとこの座布団は仕事用モードとオフ用モードに切り替えられるとのこと。腰や背骨への負担を軽くするように作られていて、オフ用モード→だらだら、仕事用モード→集中、的な使い分けができる。仕事用モードでは、自然に軽く前傾姿勢になるらしく、集中力アップをサポートしてくれる。この記事のライターによれば家庭用の椅子との相性が抜群とのこと。背もたれがフラットな椅子でもこれを使うことによって椅子を変身させられ、見た目もリビング・モードなどとは違った味わいを感じることができるという。

最後の「ざぶ座布」(➕「ざぶざぶ背当て」、別売)は好みの姿勢に応じて、背当てと座布団の位置を調整できる。体重が分散されるように作ってあるので、座り始めは違和感があったらしいけど、これも数日でフィットしたらしい。座布団の専門メーカーの商品であり、布地や座った時のクッションが何とも言えず、ちょど良い座り心地を演出しているとのこと。そういうところにプロフェッショナリズムを感じると。背当てはしっかりと体重をかけるとあたかもマッサージされているような感覚に。どちらかといえば、オフ向きの製品。

どれもがネーミングもちょっと気になるところながら、こうして" 座り心地 " をサポートしてくれるグッズの紹介がこの記事であったわけだけど、" 座る " という行為は静的なものながら、その静的な中で身体の一部や感情の一部は動いている訳で、こうした機能はとても重要だと(感覚的に)思う。勿論ヒーリングや沐浴など、環境とセットすることによって更に色々なシーンが浮かび上がってくる。クルマの運転席にも効果的なものをといつも思いながら、特に長距離運転の時など・・・。いずれにせよ、" 座る " という行為そのものには結構個人的な視線がいきがち。

以前仕事で、靴のインソールを追いかけたこともあるけど、こうした支援グッズの意味をユーザーが問うと結構面白いかもしれない。効果とその評価は人それぞれで良いと思いつつ、納得して使えれば・・・。

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