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Excel職人は果たしてMotionBoarderになれたのか?

こちらの記事は【nest】データ活用 Advent Calendar 2020の19日の投稿になります!

土曜日という微妙な日に、そしてなぜこのタイトルかと言いますと、ちょうど1年前の今日、同じくAdvent Calendar 2019でこのような記事を書いたからですね。

↑いま読んだら駆け出し感満載過ぎて顔を背けたい。
いや、誰にだって黒歴史はあるさ……。
ひとまず、去年のアンサー記事として。

Excel職人は果たしてMotionBoarderになれたのか?

MotionBoardに関わる「重さ」が変わった

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例に漏れず、新型なんちゃらの影響で在宅勤務マンになり、片道1時間以上の通勤から解放されました。
いやぁ快適なのなんのって。
と、いうことはおいといて。

社内で部署異動があり、MotionBoardの管理者として運用することになりました(去年までは管理まではしていなかったんですよね)。
今まで作成したボードの保守、新しいボードの作成、そしてストレージやライセンスの管理……。
ちょっとくじけそうになったりもしましたが、MotionBoard関連は主にひとりで回しています。

また新しい組織のおかげか、去年では考えられなかったくらい「MotionBoardのライセンスほしい」という社内の声が増えました。
一時期は毎月のようにライセンス追加していましたね……(とりまとめ下手か)。

そして当然のごとく、使用者が増えれば問い合わせ数も増える。
なんか、去年よりも「MotionBoard扱ってるな!」感が強かったです(雑な感想)。

MotionBoardの使用され具合が増えた

会議

社内の会議で、自分が作成したボードが資料として使われる度合いが増えたんですね。
小さい会議でも全社向けの大きい会議でも、MotionBoardのチャートを良く見るようになりました。

うちはIT系の企業で、営業実績や受発注データ、マーケのリード可視化などにMotionBoardを使用しています(ちなみにMotionBoardはCloud版です)。


今までExcelでせこせこ作成していたものや、「データ量多すぎてExcelじゃできないしデータ繋いだりできんわ!!!」といったものがMotionBoardでスルスル見れるようになりました(訳:見れるようにしました)。

「MotionBoardのおかげで見たかったものが見れるようになりました」「MotionBoardめっちゃ便利」と言われたときは、もう、その場で舞い踊るレベルでしたね(在宅だからできること)(してないけど)。

嬉しかった半面、もちろん反省点もあります。

今までのExcel資料をMotionBoard化していったのですが、
資料を作成する側としてはMotionBoardが良い、
資料を使用する側としてはExcelが良い、
で、うまく噛み合わなかったところはあったなと思います。
もちろん両者それぞれ理由はあるのですが……面と向かって話すことができればもう少し違っていたのかな、とも、若干思う次第です。

nestに関わる時間が増えた

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MBM大阪のコアメンバーになったのが去年の冬、ちょうど去年のアドベントカレンダーを書いた頃です。
実はそのそのとき、ひそかに「毎月1回はnoteでMotionBoardについての記事を書く」と決めていたのですが、振り返ればそれは叶わず。

けれど、Facebookのnestグループでメンバーのみなさんのお知恵を拝借したり、twitterでも細々とツイートしたりしていました。
そのおかげか、11/6に開催されたDataful Dayにて、nest MVP 2020を受賞いたしました!(ありがたい限り!)

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そしてもうひとつ、とあるプロジェクト(と言っていいものなのか)にも関わらせていただき、これも結構自分の力になったかと思っています。
このプロジェクトについては、また後日アナウンスがあるかと思います、たぶん。

結局のところ、MotionBoarderになれたのか

去年と比べると、いろいろな面でMotionBoardと関わる「質」が変わってきたなと感じています。
スキル面も、確実に上達しています。
去年の「Excel触ってた奴がMotionBoardに手を出してみました」感は、若干薄くなってきたかと思っています。

でも、これは完全に個人的な意見なのですが、「MotionBoardで綺麗なチャートが作れる人」「使いやすいボードが作れる人」などが「MotionBoarder」ではないと思うんですよね。

今の私が考えるMotionBoarderとは、そういうのもひっくるめて、見る人に「インサイトを与えられるボード」を考えて作ることができる人です。

(この一文だけでいろいろ議論できそうですが、弊社内ではMotionBoardはそういう位置づけにしようとしています)


この1年、たくさん作ってきたボードたちに想いを馳せながら……
……伸びしろはまだまだありそうです。

あ、MotionBoard認定試験、受験しよう……。

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