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子どもたちが眠りにおちる、その前に【5児育児日記:寝かしつけ編】

5児の母、shiiimoです。
9歳女子(不登校)、7歳女子(ASD・ADHD)、
5歳双子男子(双子兄はADHD疑惑)、1歳の三男(重い)を絶賛子育て中です。


みんなを寝かしつけて
リビングに戻ってきたときには
22時をまわっていて愕然とした。

いつもなら、21時30分にはリビングにもどってこれるのだが。
今日仕事から帰ったら双子兄がぐっすりと眠っていたので、
こうなる予感はしていた。


ーーー


すでにこの時期になると、日当たりのよすぎる我が家の寝室は5時代にはだいぶ明るくなってくる。
その明るさに影響をされてか。
今朝は5時から小さくうなりはじめる三男。
どうどう…まだ早いって……
なだめるように触れた手の熱さで、

「あ…………」

shiiimoはすべてを察した。


ああーー今日も休みか……
こうなると、保育園組はお休みだね……
次女はまあ行くとして、
長女はいつも通り家にいるだろうけど……
仕事は午後からでよかったはずだよなあ、
でも出勤は必ずしないと経理書類のまとめが……
夫には午後にお願いをして……

瞬時に脳内で、今日のスケジュールの調整に入る。
ワ―ママあるある。


午前休みをもらって、
子どもたちの様子を見守りながら、夕飯を仕込んでおいた。
その間に今の気持ちを一曲したためてみたり
げんちょん氏とフューチャリングしていたら、
あっという間に私の仕事の番。
(ぜひコメント欄のラップも聴いて行ってくれ!)

書類の整理や、就活を控えた学生の対応や。
明日も休むだろうということで
授業代講のための事前準備のため
少しの残業。


やることはやったぞーーー!!(獲ったどーーー!の勢いで)
やれるだけのことをして
休める体制を整えて意気揚々と帰った頃には、
双子兄はぐっすり夕寝をしていたというわけだ。

ーーーー


まあ。すぐには眠らないだろうけどなあ。
そう思いつつも、リズムを崩すのも嫌なので
21時になったら今夜もみんなで寝室へと移動した。

今日は夫が夜にトレーニングするとのことで
寝かしつけはshiiimoのみで担当だった。
とはいえ、寝かしつけるようなことはとくにしていない。
みんなが眠るまで側にいる。
やることはそれだけ。
絵本を読むなどもしたことはない。寝室はつねに真っ暗だから。


私の右に長女。
左には次女が位置取る。
次女は今夜もshiiimoにゼロ距離で側にぴったりとくっついてきた。
そのまま私の耳をふにふにしつつ、指しゃぶりして眠る。
次女は指をくわえてフガフガいわせながら、
今日早退してしまった親友ちゃんのお話をする。

「Hちゃん、お熱で帰っちゃったから。
ぼく、王冠作ってあげたんだよね。折り紙のやつ。
前にほしかったって言ってたんだよね」

うん、うん。
次女ちゃんはホントにやさしいよね。
きっとHちゃん、喜ぶね。

耳元でささやかれるくすぐったさには
すっかり慣れたshiiimoである。

私の頭上では
シングルの布団が私たちに対して垂直に敷かれ
そのうえで三男がひとりゴロゴロしている。
みんなにつぶされてしまうので、
三男はいつも私たちの上部で眠る。

座薬を入れて少し熱が落ち着いた彼は
なにやら、うんうんとうなっていたのちに、スヤスヤ寝息をたてだした。
その規則正しい寝息に、安堵した。
熱性痙攣を経験してからまだ日は浅い。
今夜も注視しなくては。


双子は、普段は夫の両サイドで眠る。
双子弟は神経質なので、自分の掛布団の位置がずれたり、
まだ眠っていないのに掛布団をかけられるとぶち切れるので注意が必要。
自分の足の下、触れるか触れないかの位置に掛布団を丸めて、
そのまままずは何も掛けないで眠るのがマイスタイル。(??)

じゃあ掛布団いらないやんけ、と思うのだが、
足元に丸めておかなかったり
邪魔だなあとだれかに撤去されると、
「ぼくのお布団、どこにやったの??!!」
すぐに察知してぶち切れである。
無駄な特殊能力である。

今夜も、寝たかな……と思って掛布団をそっとお腹に乗せたら、
まだ眠りが浅かったらしい。
むくっとものすごく不機嫌そうに起きて
足元にぎゅ、ぎゅ、と掛布団をまた丸めて、寝た。
なんか、すいませんでした。


長女は夫がいると、まずは眠る前に夫とのスキンシップを楽しむ。
乗っかってみたりくすぐりあったりして、満足すると私の横に戻って来る。
今夜は夫がいなかったので、自分のポジションにて
スプラトゥーンの話、オンラインの友達の話をしばらく続けた。
うんうん、よかったねえ。

不登校でも。家にずっといても。
眠る前のこの時間に、語る出来事があるって、うれしいね。
本人にはそうは言わないけれど。
今夜も、お話してくれて。うれしかったよ。

しばらくして、みんなが静かになっていき、
眠るモードに入る。
私の頬に、長女の指がぷに、と触れる。

「み」  「な」  「い」  「?」

長女の書き文字を言い当てた。

「正解」と、長女は言った。

「みないよ」

shiiimoはそう答えた。
なにも問題はないという風に。

「ほんと?」
「ほんとうだよ。ママが言うんだから、そうでしょ」

そうだね。と、長女は愛用のねんねを大切に持ち直して、眠った。


たまに悪夢を見て怖くなる長女は
こうして毎晩のように確認してくる。

「みない?」「みないよ」
この時間が、やりとりが、彼女にとってのお守りなんだろう。


みんなが静かになったころ。

「うーーーーん、ママ、寝れないんだよねえ」

案の定夕寝してしまった双子兄は、Nクール2枚贅沢使いでぐるぐる巻きになりながら、眠気0の声でそう言った。
軽くその声色に絶望しながら、
「でもみんな寝ちゃったしね……静かにしてよう……」
と、双子兄をNクールごと抱きしめて、shiiimoも横になった。

そのうちに、あまりにも彼が眠らないので、先に少し眠っていた。
ふと暗闇で意識を取り戻すと、まだ双子兄は起きているようだった。
でも、約束は守って、静かにじっと、暗闇の中でぼんやりと浮かぶ白い壁を見つめていた。

「そろそろ寝ようよ~」

shiiimoがいうと
んーーーー
眠気を帯びてきた声で、双子兄は返事をした。

「ママ。だいすき……」

ママも。だいすき。
答えると、もう一度「だいすき」と言われた。
もう一度、ママもだいすき、と答えると、
満足したように静かになった。


静かになった寝室を、
息を殺して通過するとき。
起してはいけないのに、
しっかりまじまじと、寝顔を確認してしまう。
(夫がいるときは、誰よりも先に寝息を立てているその顔を観察したのちに、晩酌するぞと起こす)←迷惑行為


みんな、今日も変わらないね。
かわいい。

思いのほか時間がかかり、自分の時間が減ったなあという気持ちもあるけれど。


眠るまでのこの時間が、思っている以上に
子どもにも大切なのかもしれない。
そう、今は思っているから。


明日もこの寝顔が見られるように。
みんなで一日、がんばろうね。

ケツイを胸に、
母は今日もこうしてnoteをしたためるのであった。

車では重なり合い眠る双子


ーーーー

お風呂の実録はこちらです。

Xはじめました!
まだ全然活用してません!!(キリッ)




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