甲状腺癌の治療経過について

体調についての備忘録

私は、大学3年生の時に甲状腺乳頭癌と診断され甲状腺全摘出をした。
今年で9年が経過した。

頸部の腫れと体重減少を自覚し病院を受診した。
上記診断があり、当時在籍していた大学病院で即入院、手術の流れとなり今に至る。
術後のアブレーション※¹は行わず(なぜ行わなかったのか、当時のことはあまり思い出せない💦)、その後は定期的な画像検査、血液検査をしている。

薬はチラージン100㎍※²を内服中。
副甲状腺については胸鎖乳突筋に埋め込んであるため、術後一時的に内服していたCa剤を現在は内服せず、Ca値は低めで安定している。

それまで通院していた母校である大学病院は、3月の引越しを機に卒業し、一昨日、新たなかかりつけである甲状腺クリニックを受診した。

一年半ぶりの血液検査、そして超音波エコー検査を行った。
TSH:25μIU/ml※³
FT3:2.1pg/ml FT4 :1.32ng/dl※⁴

TSHが高値のためチラージン150㎍へ増量することとなった。
この結果を見てからなのか、日中もうっすら眠い日が続くなという身体のけだるさを自覚し始めた。(やる気のなさの免罪符にしているフシあり)

ホルモンの調整、8年間うまくいかない。
チラージンは毎日欠かさず飲んでいるが。
増量が効いてくるといいな。

エコー検査では気管周囲に血流増加を認めたため要観察とのこと。
まずはホルモン安定を目指し薬の量調節を行う。癌については、それらが落ち着いてから精密検査をすることとなった。

以上が最近の近況アンド備忘録である

※¹アブレーション:焼却という意味。放射線を放出するようにしたヨードというカプセル状の薬剤を服用し、体内に残存する正常甲状腺細胞やがん細胞の死滅を図る。術後の経過観察を単純化するための治療。

※²チラージン:足りないホルモンを補充する甲状腺ホルモン剤

※³THS(甲状腺刺激ホルモン):甲状腺ホルモンの分泌を調整するホルモン

※⁴FT3、FT4(甲状腺ホルモン)

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