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司法書士試験〜効果的な過去問の使い方〜

司法書士試験の受験生にとって、重要な教材である過去問。
今回の記事では、筆者が実際に行った過去問の使い方について執筆していこうと思います。

使用して良かったと思った過去問はこちら。
司法書士 山本浩司のautoma system オートマ過去問 (3) 不動産登記法(1) 2022年度 (W(WASEDA)セミナー 司法書士)
司法書士 山本浩司のautoma system オートマ過去問 (4) 不動産登記法(2) 2022年度 (W(WASEDA)セミナー 司法書士)

筆者は不動産登記法の過去問はこれしかしていませんが、する前とした後では解く速さ、正答率が格段に変わったので、おすすめの過去問集です。
使用した教材をまとめた記事はこちら(筆者は初学者かつ専業独学)。

どのタイプの過去問を使うの?

過去問集は、本試験と同じ五肢択一形式になっているものもありますが、筆者は一問一答形式になっている問題集の方が良いと思います。
何故なら、肢の組み合わせで正解してしまったら、その論点を正確に理解出来ていないのに気が緩むからです。
過去問をする時は、過去問にただ向き合う。
択一式問題の解法の訓練は、模試や模試形式の問題集で十分だと思います。(後、姫野先生の会社法演習講座のYouTube動画)

〜具体的な使い方〜

例えば
甲不動産の所有者Aに相続が発生した。Aには配偶者B,子C及び胎児Dがおり,Aの相続人間でされた協議によりDが甲不動産を取得する旨を定めた場合には,Dの出生前であっても,相続を登記原因とするAからDへの所有権の移転の登記を申請することができる。(平成29年午後19問ア)
との問題があったとします。

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