お別れ。

仕事第一人間なので、仕事のマインドがプライベートのマインドにもなってしまう。総じて、私のいまの気持ちはこうだ。

「必ず、いつか、別れがくる」

喋り歴8年、人より多くの"別れ"を経験したはず。
番組の終了、スタッフの離職、パーソナリティの交代。単発の仕事だと一日でお別れ、なんてこともよく、よくある。

その度に思うこと。

私って、薄情なのかなぁ。

今日、またひとり、番組スタッフを見送った。明日からも頑張ってね、何かあったら連絡してね。そう言ってスタジオを出てきたけれど、もっと感動的な言葉をかけたほうがよかったかな、いろんな思い出を振り返ってもよかったな、そう、帰り道に思っているところ。

でも、振り返らなかった。

だって、彼にはまた輝かしい(ことを願う)明日があるし、わたしにも明日がある。別れはあるけど、人生の終わりではない。スタート。この経験がまたどこかで活きるはず。

最後に、と一緒に飲んだフラペチーノを不器用そうに飲む彼がまだまだかわいらしくも見え、生放送をしっかり任せられる成長した姿にしみじみもした。

あぁ、私、年を取ってるんだな。

歩みを止めず、彼の勇姿をこれからのしゃべる活力にしたいと思います。

よくがんばった！坂本！幸あれ！ありがとう！
(壊れたプレステ4、早く直るといいね)