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わたしのお祭り《その1》

今月、私のお祭りは2つあった。1つ目は、5月4日。我が故郷、いわき市四倉町・上仁井田諏訪神社の例大祭。22年ぶりに、担ぎ神輿が復活した。前日準備から参加し、当日も、微力ながら男性陣に混ざって神輿を担いだ(ちびなので、肩は全然届かなかったよ)。朝7時集合、8時30分出発、13時30分頃まで地区内をまわった。

神輿の復活は、4年前に亡くなった父にとっても、悲願だった。お祭り前日にはお墓参りに行き「父ちゃん、あたし明日は全力でぶちかましてくるよ」と、墓石に手を合わせた。風邪こじらせて全然本調子じゃなかったけれど、気分はずっと高揚していた。いつも以上に、声もよく出た。きっと父も見ていた。あるいは、先陣切って参戦していたかもしれないね。

幼なじみや、同級生の兄ちゃんとか弟とか、その親御さんとか、20年ぶりくらいに会ったかもしれないっていうひとたちも多かったな。歩きながら目に映る景色には、新しいおうちやマンションもいっぱいあったし、変わらない風景もあった。新鮮であり、懐かしくもある、そんな一日だった。

何かを始めるのは容易い。それを継続するのは難しい。そして、途絶えたものを復活させるのは更に難しいんだと思う。でも、出来た。次はまた、継続。今後の課題もいくつか見えたので、来年に向けて、そして、2027年の神輿100周年に向けて、尽力したい。

写真は、5月5日発行の福島民報掲載の記事。よく見たら私も写ってた。

最後に
八王子から駆けつけてくれたチームともだちへ。嬉しかったし、とても心強かったよ。ほんとうにありがとう。

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