27歳まで続く日記vol.85『飲み物の審査員』

考え事をしながら歩いていたら、自販機があったので飲み物を買うことにした。500mlで110円のカルピスソーダと三矢サイダーがあって、どちらにしようか迷っているとパッケージにいつ発売されたものなのか記載されていて、カルピスが1973年で、三矢サイダーが1884年だった。飲み物の若手と大ベテラン。優柔不断なので、どちらにするか決めるのにすごく悩み、結局、敬意を表して大ベテランの三矢サイダーを選んだ。飲んだら思ったより甘く、炭酸も弱かった。よく見たら手に持ってたのは三矢サイダーではなくカルピスの方だった。得たいの知れない虫が体に付いてることに気づいた時みたいに驚いて、思わず缶を放り投げてしまった。

もしm-1の最終決戦で自分が選んだコンビと違うコンビの名前が自分の票としてあがったら、その審査員はどんな反応をするのかモニタリングでやってみてほしい。絶対にできないけど。

小さい頃からお金をもらうことが好きでした