27歳まで続く日記vol.84『壁画としての大島優子』

選挙前、秋葉原に行ったとき、誰かのマニフェストの書かれたパネルがガードパイプに貼り付けられていて、その前に立って客引きをしているメイドさんが、その主張をしている御本人みたいだった。

今日、その時ぶりに秋葉原に行った。

相変わらずメイドさんが立ち並んでいて、定石のように萌え声で呼び掛けてくる。1人くらい低い地声で客引きする人がいてもいいのにな、むしろその人の方が興味湧くけどな、まあ金がないから自分には関係ないけどなと思いながら全員素通りした。

ドンキホーテに行くと、エスカレーター付近の壁にAKBのメンバーの写真がいっぱい。遠い未来、このドンキホーテが風化して歴史的建造物になった時、エジプトの壁画に描かれた謎の人物みたいに大島優子が謎の美女として扱われ、その正体がわからずに悩み苦しむ学者が現れるのかな。現代の考古学者も、昔の人にとっては何でもないようなことに対してすごく頭を抱えているのかもしれない。そしたらアホすぎて面白い。

小さい頃からお金をもらうことが好きでした