抽象的な振り返り

僕、わりと人生硬くて、今まで硬かったんですよ、おかげさまである一定の強度を保っていたんですよ、でも、最近は柔らかくなって、しかも広がっていってしまってるんですよね、いずれ放射状に広がって、ある地点を越えたときに可能性の束みたいなものが翻って、しまいには地面に着いてしまうんじゃないかと危惧していて、それはいわゆる最悪の着陸ですよ、でも、その罠に、思考の罠に囚われかけてたんですけど、恩師たちが暗に教えてくれて、、まあこっちにも悟る力がありましたよ、なにもあっちだけの手柄じゃない、そこは、『俺とお前の連携技』ですよ、彼らにロープを降ろしてもらって、僕にもそれを登る筋力があって、だからその落とし穴から抜け出すことができたんですよ、彼らが僕を落とし穴にはめた張本人でもあるんですけどね

小さい頃からお金をもらうことが好きでした