27歳まで続く日記vol.165『フィクションより現実の方が面白い?』

これはBから聞いた話である。

Gとは、ある通話系アプリで知り合った。Gはまだ17歳の女の子で、現在高校には通っておらず、最近の悩みは薬物をやめられないことだった。彼女は中学生の時、同級生と共に先輩たちに回され、その時に初めてクスリを飲まされたそうだ。さらに恐ろしいことに、その際、Gと同級生は先輩たちからひどい暴力を受け、その同級生は死んだらしい。そしてGは、先輩と山に行き、同級生を埋めるのを手伝った。その後、警察の調べによって事件に関わった少年たちは全員逮捕されるが、その中にはもちろんGもいた。Gは少年院に行き、最近ようやく出所したらしい。 

Bの話を聞いている分には嘘の話だと思えなかった。Gは明るい子だったそうだ。そんな子が通話系アプリで知らない人との触れ合いを求めている。きっと寂しい夜だったんだろう。死体遺棄に加担した彼女は一度、悪の輪に足を踏み入れている。その輪の中からは中々抜け出せない。誰かが彼女に手を差し伸べなければいけないが、その手を僕は差し出せない。
 

なんてね。
 

誰かの小説の中に登場する壮絶な人生を送る人物になりきって通話系アプリで会話するという企画
はどうだろう。

有名な小説や漫画の登場人物に扮して自分語りをして相手になりきってるキャラがバレたら終了。

こんなyoutubeの企画があればなりきるキャラのチョイスによっては面白くなる予感がする。 

小さい頃からお金をもらうことが好きでした