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渋谷のワイズロード行ったらめちゃくちゃかわいい店員さんがいた。他の店員さんは全うに自転車ショップの店員という様相だったの彼女は明らかにその場から浮き出ていた。金髪外ハネ。どうせスタッフの誰かと付き合ってるんだろうな。それかスタッフ全員にチヤホヤされてオタサーの姫みたいな承認欲求の満たし方してるんだろうな。俺は客観的に見てねじ曲がっている。

恵比寿の公園で暇を潰していたら仕事終わりのOLがまあよく来ること。仕事の愚痴を甲高い声でべらべら喋っていて都会の公園なのに活気づいてる感じとか新鮮な体験面白かった。あとトイレが綺麗すぎて国はどこに金を使ってんだと少し腹立たしくなった。恵比寿のOLは公園で愚痴を漏らす。勉強になりました。洋風の居酒屋があり、ラーメン屋でさえおしゃれな雰囲気まとっている恵比寿。全てが見た目だけで構成された中身のない薄い街だと捉えさせていただきました。男も女もきっと外側だけで勝負してるんだろうな。いいよ。そういう街があってもいいじゃないの。

こういう否定的な意見を持つことって結局嫉妬なんじゃないかって最近思ってきた。本当は自分がそうなりたいんじゃないか。外見で得する人間像に憧れているんじゃないかと。かく言う自分はファッションとかようわからないから悪態ついているんじゃないかと思うわけですよ。まあいいさ。

そして家に帰る。途中で知らない電話番号から着信が。ネットで連絡先が誰なのか調べる。いつものルーティン。渋谷の京王電鉄。何の用だろう。折り返して電話してみると、なんと俺のパスモが落ちていて届いていたとの連絡が。うわあ、拾ってくれた人ありがとう。一瞬で俺は渋谷の人間全員好きになった。渋谷ありがとう。PASMOに結構な額を入れていたから助かる。いやあ、嬉しいなあ。早速受け取りに行った。名乗り出てくれたら奢るよ。

そして自転車で家まで帰る。行きのときも思っていたけど今日は月に霧がかかっていた。月のサウナルームがぶっ壊れて月がスモーキングしてるんじゃないかと妄想して勝手に嬉しくなって笑っていた。月から煙が出てきているから月が霞んで見えるのか。その煙で月のウサギが死んでいたら毒ガスってことだよな。毒ガス噴出して光輝く月って風情ありすぎでしょ。そんなことを思いつつ、近所のスーパーでアイスを買おうという意識が芽生え始めていてガリガリ君の顔が脳内でちらつき始める。お前顔うるさいよな。でも自分よりも国民から愛されているの、羨ましいぜ。スーパーに入るとこんな良い悪巧みが頭に思い付く。ガリガリ君食いながらウイスキーを飲んだらめちゃくちゃ美味しいんじゃないか。

俺はゴットファーザーというカクテルを知っている。2年前くらいにしか飲んでないからよく覚えていないけど確か甘くて飲みやすいウイスキー入りのカクテルだったミルクが入っているのか。よく覚えてないけど。そんな感じで甘くて冷たいアイスに強めのお酒は合うんじゃないかと演繹的な発想でガリガリ君とブラックニッカの小さな瓶を買った。

スーパーのすぐ近くの公園で飲み食いしようと思ったけど先客がいたのでより家に近い公園で試すことに。ベンチに腰掛けガリガリ君をガリガリしながらブラックニッカを少々口に入れる。おおっと、思ったよりも度数が高いぞ。これには思わず笑ってしまった。それでも一口かじる度にニッカを飲んで何回かやっていくとたまにちょうどいい分量のアイスとニッカの比に巡り合えて、まあ少々不満足ながらも成功したときに喜びにすがり、全体的に良しとした。

ブラックニッカが余ってしまったのでさらに近所のスーパーで強烈な炭酸水を買い、それで薄めて家で飲むことに。この前翠ジンソーダを箱買いした時に付いてきたグラスをやっと使える。

とりあえず冷蔵庫に納めておいた冷え冷えの水で薄めてニッカを飲み、なくなったら買ってきた炭酸水で薄めて飲むがぬるくてそんなに美味しくない。そもそもお酒に美味しいとかあるのかわかないが。だってお酒は理性を働かせたくないときに逃げる手段として残された最後の一手なのだから。まあ2杯くらい飲んでからぬるい酒飲むのはもったいなと思って炭酸水を冷凍庫に入れ、そっからこのnoteを書いているわけだ。こんなもん記録に残して何の意味があるんだろう。わからないけど、そして、シラフの時に見たら後悔して消したり加筆修正するかもしれないけど(実際にした)人間ってのは思い付いた時にあるがままにことを成した方が絶対に良いというか、自分は断然自然的な流れ主義なのでこのまま突き進んでいくよ。

さて、今は酔っぱらいながら文字を打ち込んでいるわけだけど、もう打ち込んでいるうちにやるべきことは決まっていて、俺はこのあと駅前の深夜までやっているラーメン屋に行くっていうことだ。それともう一つ。明日から確実に創作に向きあっていくということだ。

今日、バイトの面接に行く前に恥ずかしながら親に自分の短所と長所ってなんだろうと聞いたら「お前は努力家で素直なところが長所なのに社会に馴染めず全くそれができていないところが短所」なんだと言われてとても嬉しかった。人間ってのはある種の矛盾を抱えて生きている生き物であって、自分はまさにその通りなんだなって。素直で努力家なはずなのに全くそれが現状できていない社会不適合者のところが矛盾していて素晴らしいなあって。自分の中では人間って矛盾を抱えた生き物ってのが大前提で自分がそれにガッチリ当てはまっているのが自分が定めた人間の定義に自分もちゃんと当てはまっているのが嬉しくて、嬉しかったんだ。さっきから同じことを繰り返している。まさに酔いどれ文章だ。

そんなこんな言ってるうちにもう11:40。さて俺は駅前のラーメン屋に行くとしよう。本当は居酒屋とかで知らない人とぶちゃくちゃ喋りたいところだけど、あいにく俺にはそんな勇気もなく、悲しい人間だぜ本当に。さようならだぜ。おお、もう2426文字か。最近のnoteは文字数が表示されるからな。ここまで読んでくれている人がいたら、本当にありがとうございます。急に丁寧語になるよ俺は。俺は底辺の人間。みんなを底から支える、支えたい人間だからよ。じゃあラーメン食ってくるぜ、一緒に住んでる親はもう寝ている。家を抜け出して深夜ラーメン。俺はずっと偉い子ちゃんだったからそんなことしたことないけど、多分これはなんてことのない当たり前の出来事だったに違いない。しっかりウイスキーで酔ってるんだなって噛み締めながら駅まで行くぜ。さようなら。

小さい頃からお金をもらうことが好きでした