2021.10.01~10.31の日記
倫理観が欠如している原因
サイレン鳴らして救急車が来てるっていうのに車が全然止まらなくて何台も走っていた。酷すぎるだろと思って笑ってたら友達にひかれた。倫理観の有無って想像力があるかどうかなんだと思う。表面的な状況としては面白いけど、救急車の中に瀕死の人がいるとか、そういう危機的状況にある人のもとに向かっている最中だという想像力がなかったから笑えたんだと思う。
飲み会に行った。次から悩みや本心を語るのやめる。つまらない。
悩みや本心を打ち明ける癖は今も治ってないよ?
今朝、久しぶりに満員電車に乗った
シューズケースを手首にぶら下げて立っていると目の前で座っている女性がものすごく嫌そうな目で見ていた
スカートだったから地肌に触れないか心配そうだった
それにしても早起きしてどこかに行くのはいいな
1日の始まりが早いと時間が有意義に使えている心地がして充実感がある
早起き最高~
浮かれているとスマホを落として液晶が割れた
保護フィルムを貼っとけばよかった
早起き最悪~
目が良くて月見えたー!
普段は必要がなくなった時点で外すコンタクトを今日は付けたまま帰宅していた。すると鈴カステラみたいな月が見えた。模様まで見えた。久しぶりに月の模様を見た。釘付けだった。虜になってずっと見ながら歩いていた。こちらを睨み付ける目にも見えた。月の模様まで見えた。細い雲をいくつか被ってた。写真に収めようとしたら模様まで写らなかった。模様が写らないんじゃ意味がないと思い撮るのをやめた。肉眼で確認すると月の模様まで見えた。久しぶりに見えた。町の看板にも目がいった。あそこにはあんな風に書かれていたのか。何度か思った。それしか覚えていない。
最近自分は分析できないものが好きなのではなく分析できないものを誰よりも早く解明したい人間だということがわかった。 アートような感覚的なものを理論的に体現できるようにしたい。新しい方程式を発見したい。
完全に研究者タイプ。
今朝、電車に乗っていたら70代くらいの腰の曲がったおばあちゃんが目の前を横切った。おばあちゃんの耳には黒いBluetoothイヤホンが付いていた。あんなおばあちゃんでもコードは邪魔だと思っているんだ。コードが絡む煩わしさに年齢は関係ないんだ。
でも、よくよく考えればあれは黒い補聴器だったのかもしれない。
火曜の19時ふとコンビニに立ち寄ると(あれは何色というんだろう)銀と黒が混ざった(最上もがの髪色っぽい)ようなボブヘアーの店員がいた。その店員を見た瞬間、逆再生中の砂時計の中身みたいに記憶の断片が脳にしゅるしゅる戻っていき、あの時のことを思い出した。
実はこの店員、2週間前(土曜の9時半頃)にも出会っていて(と言ってもコンビニ内で接客されただけだが)見た目がどタイプかつ丁寧な接客だったので好きになりかけた人だった。なりかけたというのは、自分ような持たざる人間には縁がないだろうと思い、その瞬間に諦念の心境に至り好きじゃなくなってしまったのだ。
菓子パンを持ってレジに向かい、買うつもりのなかったホットスナックを頼むと『プレーンでよろしいでしょうか?』と2週間前と同じ質問をされた。
プレーンとホットの2種類があるから間違えて提供しないようにマニュアルで聞くことが決まっているんだろう。
僕は「はい」と答え、さりげなくネームプレートを見た。店員の名前なんて気にかけたことは今までの人生で1度もない。名前を覚えるのはこれが初めてだった。
多分、もう、これはきっとアイドルの握手会に行くような感覚で、これから定期的に会いに行き、同じホットスナックを注文することになりそう。
でもきっと連絡先までは渡さない。顔を覚えてもらい話しかけてもらえるまで自分からは絶対にいかない。自分は、合わせ鏡の途方もない広がりのように奥手だから。
まだ2回しか接客されてないのにあの店員についてこんなにごちゃごちゃ書いてる自分がキモい。
ていうか絶対に発展しない。顔が良いから多分自分以外の人がすでに声をかけていて仲良くなっていると思う。
これは、間違いなく、あれだ。あれですね。
ブルーシートでおやすみなさい
終電に乗って最寄り駅に着く
帰宅中、ブルーシートに覆われた2階建てのビルを発見
最近、自分の住む町で工事中や建設中の建物を見ることが多い。そのほとんどがうっすら透き通ったブルーシートに覆われている。
もし自分の町の建物が全てあのブルーシートに覆われていたら、そして夜、誰もいない時に、その町を歩いていたら、と妄想する。幻想的だ。
人間が布団を被って寝るように
建物もブルーシートを被って寝る
そうやって町は眠りにつく
そんなカスポエムを作りながら家に到着。
うどん、そば、カツカレー、殴るならどれを殴る ?って聞いてみようと思ったけど食べ物を粗末にするにしてはド直球すぎるからやめた。
真面目に考えると汁物は熱いからみんなカツカレーを殴ると思う。でもカツカレーを殴ったらカレーがついちゃう。できるだけカツの方を殴らないといけない。カツの方を殴ったらサクサクだ。サクサクと鳴る。でも揚げた後の豚肉を殴るのはもったいない。どうせ殴るなら、揚げる前の豚肉を殴って繊維を断ち切った方がいい。火の通りが均一になって柔らかく仕上がるから。
なんて頭の中でずっと考えながら何も喋らずに歩いてた。
待ってくれ。
誰がそばうどんを暖かいものだと勝手に決めつけた?
ざるそば、ざるうどんもあるじゃないか。そうなるとカツカレーだけは絶対に殴らないな。殴るとしたら、そばだ。うどんは太いから潰した感触があって気持ち悪いと思う。だからそばだ。
うん、そうだね、としか…
今度大学の人と飲みに行くけどすごい後悔している。今のところは。行ったら行ったで良かったなとなるかもしれないけど。ケチだから食費と交通費が異様に高いと鬱になる。そして自分はこのままで良いと思ってる。このまま貧乏性を極めていこうというつもりだ。そんなことを考えながら、深夜のコンビニにスーパーよりも高く売ってるポテチを買いに行った。後悔はしていない。
後悔しなかったよー
小さい頃からお金をもらうことが好きでした