27歳まで続く日記vol.87『電車の中の広告には勝ち組の顔しか残っていない』

ふと電車の中を見回すと、キスマイ玉森、山ノ内すず、小松菜奈がこちらを余裕そうな顔で見ていた。電車の中の広告には勝ち組の顔しか残っていない。日々変わりゆく時代の中で生き残った人だけがそこに映し出される。勝者の証明写真。そいつらが何か語りかけてくる。そんな幻覚に襲われる。うるせえ。黙って見とけ。ここから一気にぶっぱなしていくから。俺が歩くのは光ファイバーの中。高速で今を進み続ける。待ってろ、世の中。全部壊していくから。全部全部全部。ぶち当たってぶち当たって何度も何度もぶち当たってその血で作った創作物からレーザービームが打ち出される。その光線の正体は完全無敵のイマジネーション。降りてる。降りてる。今非常に降りてる。降りてるとき、言葉が止まらない。頭の中で創作が鳴り止まない。無限に楽譜が流れてくる。無限に文章が書ける。書けるだけ書く…と書いた途端に急に止まってしまった。笑。でもこういう創作が止まらない時って、やっぱり外部からの刺激が重要なわけで、今日は良い創作物をいくつか見たからだと思う。いや、厳密に言えば聴いた、ということになるんだろう。店内で流れてた、松田聖子の「sweet memories」のカバー曲がよかったので、youtubeで「sweet memory (歌詞名間違えてた)カバー」と検索したら出てきた「sweet memory」というタイトルの歌、歌じゃなくてそのMVのドラマが良くて、最初のくだりにつかまれて「ああ、自分がやりたかったのってこういうドラマの世界観をぶち壊すものだったなあ」と原点付近の感情を思い出した。そこから、その歌手の別のMVを見て導入の重要性を思い出して、さらには、さっき言及していた電車内の広告に喧嘩売られた話(喧嘩は勝手に買ったんだけど)、その前にも、秋葉原のドンキでがっつりTSUTAYAの会員登録キャンペーンの人にキャッチされてしまったこと(声かけられた後に「いきなり出てきてごめんなさい」ってほぼジョイマンみたいなことを素で言われたから面白くて、つい、話に乗せられて会員登録してしまった。結局、「いきなり出てきてごめんなさい」は1回しか聞けなかったけど、「○してごめんなさい」みたいなのは3回くらい聞けて面白かった)や、秋葉原駅のホームが異様に大きかったのに対し、乗り換えで降りたお茶の水駅が相対的にクソ狭く感じたし、実際クソ狭いことなど、面白いことが積み重なって、今日のこの文章が書けているんだと思う。もう最寄り着いた。終わり~。

あ、小松菜奈さん結婚おめでとうございます。

小さい頃からお金をもらうことが好きでした