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サイザルバスケットの受け取りがスタート

今週は3日間サイザルバスケットの受け取りがありました。

サイザルバスケットの受け取りの日程は日本にいるときから、連絡していて、さらに納品前にもう一度確認してほしいことリストを送付。ナイロビについてからももう一度、納品日の確認と入念にしてきました。納品の日は必ず朝のうちにこないと検品が終わらないので、早い分には何時でもきて良いですと伝えました。

1日目。7時半にやってきてくれました。わたしの送った事前チェックリストをみて、1週間で100個は直してきたから、もう万全!とのこと。でも検品すると色々細かい直しはあるものの検品は順調。自分が最初の納品とは思ってなかったようで、ほかの生産者が置いて行った糸を使おうと思ったら、自分が一番最初で、糸がなかった。というのがちょっと甘かったけど、概ね順調なスタートです。

2日目。まだくらい5時半に、部屋のベルで起こされました。今日は納品のあとナイロビの子供の家に行こうと思って野菜持ってきたと、まず野菜をベランダに並べる職人。5時半から検品をスタートしたので、明るいうちに検品終了。どうも作りやすいバスケットをオーダーよりも多く作っていて、頼んでないのに染めてしまったから編んだものなど、作りすぎ傾向だったものの、検品終わりには、子供にこれからお家に行きます。と電話をして嬉しそうに帰って行きました。

3日目。まず3日目にくるはずが直前でのドタキャン。ちょっと嫌な予感です。一日納品日をずらして、8時に生産者やってきました。まだ朝早いうちで、みんな早い時間の納品で素晴らしいと思ったものの、雨季なのに後ろがオープンになっているピックアップトラックできていたので、雨季にこれは怖いね。でもたまたま雨降らなくてよかったね、と話していたら、7個のせた荷物が6個しかないと。まさかカバーとかロープで縛ってなかったのか聞くと、ただ後ろに載せただけだと。ナイロビは道にバンプというスピードを落とさせるための出っ張りがあり、バンプで車がはねるので、荷物をのせただけだと落ちてしまう。というのと、ナイロビ市内は信号待ちでスペアタイヤを持っていかれたり、サイドミラーすら持っていかれるのに、トラックに載せただけの荷物。それってもう盗まれてない?盗まれるって想像できなかった?というとみるみる動揺する生産者。まだ朝早いし、土曜だから渋滞もないし、大丈夫だと思った。と。ここまで納品にきたトラックが帰り道に落ちていないか見ながら帰ってくれるということで、検品を始めようかと思ったら、まさか!何もいわずに生産者がいなくなる事態。そして、混乱していますとメッセージが届きました。わたしの方こそ言いたいです。納品にきた生産者がいなくなるとか初めてです。そしてその生産者はナイロビからマチャコスまで戻り、荷物の捜索。夕方の5時まで戻ってきませんでした。

朝5分しかまだ会っていない生産者と、やっと対面です。まず雨季にあのトラックのチョイスが間違っている。しかも雨がいつ降るかもわからないのにカバーしないなんてあり得ない。納品にくる車の手配ができたか何回か確認したよね?車代を払うのはわたしなのに、自分がこの金額払いたくないからと、オープンなトラックを選び、マチャコスまでは大丈夫だったかもしれないけど、ナイロビだよ。と。荷物はバンプで落ちてしまった可能性もあり、盗まれてしまった可能性もあり。最後のひと手間があれば、今回のようなことは防げたのに。お互い長い長い1日になってしまいました。荷物が見つかるよう願うばかり。万が一盗まれていても、中身がサイザルバスケットでがっかりしていたら、道にまた返してくれますように。

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