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ウガンダ滞在4日目

バガンダ族のバスケットの産地へ
今日はビレッジにいく日だから早く行こうと8時前には出かける準備万端だったところに、カラーコピーしたかったとファトゥマ。日本ではコンビニにさくっとできてしまうカラーコピー。でもなんでナイロビで言ってくれたら、やっておいたのに!!朝からフォトコピー屋探しから。そしてまだやってないからコピー屋の前で待機。お店が開いてから、フォトコピーを頼み、もう大丈夫かな?とトイレに行っていたら、値段が高かったと、コピーをキャンセルしていた。早く村にいくんじゃなかったっけ?また新しいコピー屋を探すのは時間の無駄だから、ここでコピーしようとまたコピー屋へ。さっきのデータは捨てちゃったよ。とまたやりなおし。なんのために早くでたのよー。プリントアウトしている間に、時間がもったいないから、ウーバー呼んでって。なんでそんなにせっかちなのに、コピーそのまま頼まないのよ。

ケニアあるあるなことだけど、みんなこれには、この金額までしか払わないという強い意志があり、そこがいろいろな問題に。たとえば、バスやマタツ(公共の乗り物バン)の値段が決まってない。朝早くからみんなバスやマタツを待っている。バスが来ても、納得のいかない値段なら乗らない。バスがついても、誰も乗らないのに、次にきたマタツに全員が乗り込んだり、毎日バスやマタツのコンダクターとの10シルの違いによる、攻防戦が行われている。ケニアのみんなは、このプライスが決まってないシステムを楽しんでいるようにもみえる。そんなわけで納得のいかない金額は出さない。今日のコピー代も同じ問題。今日もすべてのことがなかなか進まないアフリカの日々。そうこうしているうちに2時間遅れでビレッジに到着!とさらっと言いたいところだけど、ビレッジでの待ち合わせも、だいたい難しい。

電話でやりとりしているうちに、相手の携帯のバンドルがなくなって、やりとり不能。しばらく電話通じない。生産者がデータを買っているうちに、生産者を通り過ぎる。ここにいるという場所に行くと、さっきまで私たちがいた場所に生産者がボダボダで移動。もはや、こんなすれ違いをしていたらもう今日中に、出会えないんではないかという、すれ違いを繰り返し、もう、絶対そこから、動かないで!!と、大きな声で頼んで、やっと、やっとのことで生産者と会えるという、大変さ。

村でのバスケット作り。バスケットつくりを眺めていたら、生活の大変さや、カゴつくりの大変さを訴えてくるお母さんたち。うん、よく知っているよ。ケニアのかごつくりを20年見て来ているから。簡単にずっと取引できるなんて言えない。売れなかったら、もう来れない。でもこうやって手仕事をしている人々に寄り添って、生きていくから。今回繋がった縁を繋げていくから。村にいるうちにお天気がぱあっと良くなって、緑の大地には、バナナ、マンゴー、コーヒー、ジャックフルーツと色々な果物がなっていて、なんて豊かな土地なんだろうかと思いました。食事を用意くれていたのですが、マトケに、バナナの葉に包まったギーナッツ(ピーナツ)ソースとても美味しかったです。朝2時間かけてコピーしたコピー結局出してなかったのに後から気がつきました。もしかしていらなかった?!


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