バストリオ＋松本一哉『黒と白と幽霊たち』

黒と白と幽霊たち、二階席からこっそり観ました。

演者ではなく初めてお客さんとして観たのだけど、例えるなら、なんだか我が子を見守るような気持ちでした。(おこがましい)

過去に何度も立ち上げてきた作品なので、何も知らずにフラットに観ることは出来なくて、新鮮に観られないことへの寂しさがあったけど、その時その場所でしか起こらないことが多発するので、黒白の醍醐味を十分に味わいました。

演者や場所が変われば違う作品に見えるというのはどんな演劇作品にも言えることだけど、そういった意味での変化とはまた違った変化、というか、変容というか、を感じられて、その部分が黒白の面白い部分なんだなぁ、と。改めて。(この変化の違いを私にはまだ言語化できない。。力不足)

こんなにライブ感溢れる作品はあまりないような気がする。
観れて良かった。

空間に音を響かせる楽しさを教えてくれたのは、私にとって紛れもなく黒白。(出来ていたかどうかは分からないけど)
私もまた一緒に音を作りたいな〜なんて思った。精進だなぁ。